時間はあるけど、やりたい事に対して行動出来ないと感じている大学生の方は非常に多いのではないでしょうか?
やりたい事に対し行動出来ない原因として、必要な能力や資産が不足してるため成功する未来が見えないということが挙げられます。
そこで今回は、大人の力を借りてエンタメプロデューサーとイベントを共同で開催した、ユースキャリア教育機構所属プロジェクト:Co – Creation Community の澁谷優人さんに大人の力の借り方を軸にインタビューをしてきました。
やりたい事があるけど能力や資産が足りないと感じている大学生にとっては大変参考になる情報が満載なので、大いに知識を吸収していってください!
エンタメプロデューサーとのきっかけとは?
本日はインタビューを受けて下さりありがとうございます!!
沢山聞きたいことがあるので、ぜひお付き合いください(笑)
こちらこそ、ぜひよろしくお願いします(笑)
名前:澁谷 優人(しぶや ゆうと)
大学:明治大学経営学部卒。
【大学時代は何をしていたのか】
プロドラマーの付き人として音楽現場を渡り歩く傍ら、ガンダムカフェのディナーショーの司会や、オープンキャンパスのツアースタッフなどを努める。
【社会時代は何をしているのか】
幕張メッセや東京ビックサイトで開催する国際見本市の主催会社に新卒で入社以降、デジタルマーケティングを活用したセールスプロモーションや来場者プロモーションを担当しつつ、セミナーの構築、広報責任者を担当する。
早速なんですが、今回澁谷さんはどのようなイベントを開催したのですか?
一言でいうと、トークイベントとレゴブロックを使った自己分析が一体になったワークショップです!
エンタメ業界志望の学生に向けた内容になっています。
めっちゃ具体的に、ありがとうございます(笑)
頂いた資料にあったイベント概要を見たんですけど、かなりボリュームのあるイベントですね。
そうなんですよ!!
イベントごとになると楽しいことを詰め込みすぎてしまう所もあったりして、、、(笑)
でも、結果として濃くてとても学びのあるイベントになったと思います。
レゴを使った自己分析イベントって聞いたことないですし、新しさも相まってとても良いイベントなんだろうなとクリエイティブを見ただけでも感じられます(笑)
ここで一つ気になったんですけど、エンタメプロデューサーの石原さんとはどのように接点を作ったのですか?
大学生の自分からすると、どうやって繋がるのかが全く見えてこなくて・・・
やることはとてもシンプルで、自分が会いたい大人の条件だしをして、当てはまる方への接点をひたすらに調べてコンタクトを取りに行くだけ!
実際、今回一緒にイベントしてくれた石原さんとはビジネスマッチングアプリでメッセージを送ることで接点が作れたよ!
なるほど、かなりシンプルですね。
でも、直ぐにあってくれるようなものなんですか??
相手も大人だから忙しくしているし、いきなりメッセージが来て返信してくれる人の方が稀だから、直ぐには話せる段階にはならなかったね。。
実際、探したプロデューサーさん100人以上にメッセージを送ったけど、会話が出来たのは2,3人だったよ(笑)
でも、100人にメッセージを送れば2,3人の合いたい大人と話せるなんて結構夢あったりしない?
確かに!!
ポジティブ大事です(笑)
本当にそうで、ポジティブに考えることは精神的にも大事!
ちなみに、一つコツとしてメッセージを送っても返事がこない時はしんどい気持ちになるから、自分の活動に理解をもって接してくれる人と一緒にメッセージを送ると継続させやすいし楽しいよ!
そうですよね、やっぱり一人だとしんどい部分ありますよね。。
あと、やっぱり継続させないと成功には繋がりませんし、自分の経験からも人と一緒にやることは大賛成です!
もう一つ気になっていることがあって、大人の方と継続的に関係性を保つためどんな事をしたのですか?
やっぱり、学生と比べて大人の方は他にやらないといけない事がありすぎて中々レスポンスが返ってこないなんてこともあると思っていて、、、
大川君の指摘はまさにその通りで、大人の方も暇じゃないから自分と話してくれる理由がないと貴重な時間を割いてくれないのも事実なんだよね。
でも、逆に考えると自分と話してくれる理由があればどんな大人の人でも時間を割いて話を聞いてくれるのも事実だからね(笑)
具体的に自分がやったは3個あって、
一つ目は、話す前に徹底した準備をすること。
二つ目は、やると決めたことは必達すること。
三つ目は、仕事以外の話も交えてコミュニケーションをすること。
なるほど、、詳しくお願いします!!
もちろん(笑)
まず一つ目の話す前の準備としては3個あって
一つ目は、話す相手はどんな人かを調べつくすこと。
二つ目は、話すときのタイムスケジュールを組むこと。
三つ目は、話す中で何を達成したいか事前に目的・目標を作ること。
これらをすると、相手との信頼関係が取りやすくなるだけじゃなく目標・目的に対して振り返りが出来るから、かなり意識してる!!
なるほど、確かに事前にこれだけ準備をしていたら、何をどう話せばよいかが分かるからとても進めやすそうです!
自分も、大人の方と話をする機会があったら即実践させて頂きます。
次に、“やると決めたことは必達すること”について教えてください!
OK!!
ここは大学生には特に意識して欲しい箇所!
大人の方と協力してイベントをする時、自分の立場は相手にお願いしている側だから相手からのお願いにも全力で答える必要があって、それを証明するものとして言われたことや、やると決めたことへの必達があるというイメージ感かな。
例えば、イベントをする時は実施日から逆算してやらないといけないことをやり切らないといけなくてさ、、、
イベント内容の設計、イベント集客、クリエイティブの作成とか、他にも沢山あるんだけど、結構下準備をしないと開催すら出来ないのよ。
だから、自分でイベントをやる!といって、開催にあたり必要だと言われたものや、やると決めたことをやり切る点は本当に大事になってくる。
間違いないです。
自分がやりたいと言った事のために協力頂いている以上、必要なタスクの必達はマストで必要な要素になってきますね。
むしろ、必要なタスクの必達をして相手の時間を奪わないくらいしか、自分の立場で出来ることってないんだよね(笑)
ここを投げだしたら、どんなに優しい大人であっても一緒に何かを達成することは出来ないと思うよ。
なるほど、大人の方と組む上でとても大事な要素を教えて頂きありがとうございます。
最後に、仕事以外のコミュニケーションについて詳しく教えてください!
了解!!
ここは、相手との信頼関係をいかに構築していくかって話になっているのね。
例えば、ずっと仲がいい友達ってどこかしら自分と通じる所があると思っていて、音楽の趣味が合う、性格が合う、服の好みが合うとかね。
大人の方と組む時も共通点があると、その話題で親密になることが出来るしより相手のパーソナルな部分が分かるから相手への理解も深められるのよ。
実際、協力して頂けた石原さんも同じアニメや音楽イベント好きだったこともあって、ワークショップの話題以外にもひたすら好きなものについて語った時があったよ(笑)
相手の事を理解しながら、仲を深められる手段として仕事以外の雑談があるんですね。
仕事だけの話だけしかしていな関係性って大学生で例えたらテスト前に情報だけ聞いてくる知り合いレベルですからね(笑)
そんな状態だと良い関係もイベントも作れる訳ないですよね。。
そうなんですよ(笑)
詳しくご説明頂きありがとうございます!
ここで、一度話して頂いた内容の要点をまとめます!!
①:自分が合いたい大人の方を属性で分類しひたすらコンタクトを取る!
②:コンタクトが取れたら話す前に徹底して準備をする。
③:何かを一緒に勧めていく際にやると決めたことは必達する。
④:雑談を通じてお互いを知り仲を深める。
大人と仕事を形作る上で大切なこととは?
今までは、大人の方と接点を持ち仕事の話が出来るレベルまで持っていくまでを中心に聞いてきました。
ここからは、仕事を形にしていくまでの過程について詳しく聞いていきたいと思います!!
よろしくお願いします。
どんどん聞いて貰って大丈夫よ(笑)
ありがとうございます!!
早速なんですが、アニメプロデューサー方とどのように企画を詰めていったのかについて聞いても良いですか?
仮に大人の人と組めたとしても、企画を形にできないと折角の繋がりが無駄になってしまうと思いますし、、
そうだよね、中々難しい所だよね。
でも企画を詰めていく上で一つ意識したこととして、基本的には相手に判断だけを任せる形で企画を詰めていくこと!
大人の力を借りる時は自分にできないことをして貰いたい時に頼ることがほとんどだと考えていて、今回のイベントもエンタメプロデューサー×自己分析が出来る石原さんがいないと成立しないイベントなのよ。
だから、石原さんには十分に仕事をして頂いているわけだから、それ以外の自分でできる作業部分は全部やって、確認が必要な箇所だけは相談するスタンスで企画を詰めていったよ。
なるほど。
相手にしかできないことに集中してもらって、他の部分は自分がすべてやる形で企画を進めていったということですね。
この考えは会社に入ってからも使える汎用性の高いものですね(笑)
そうそう!
実際、今働いている会社で広報の責任者を任されているんだけど、〇×だけを判断すればよい形で質問してくれる人との仕事はスムーズに進むんだよね。
スムーズさの具体的な出し方として、相手には判断だけを任せる状態で進めていくことが大切なんですね!
これをしたらイベントが開催できる!
0→1で何か企画をしたい全ての人にとって大事な考え方だなと、聞いていて感じています(笑)
ちなみになんですけど、イベント開催に必要な要素ってどんなものがあるんですか?
イベントを開催する為に必要な要素は大きく分けて4個ある!
①[企画]ワークショップ内容の構築&企画資料の作成など
②[講師]登壇依頼&交渉など
③[運営]当日の会場確保&当日の運営など
④[集客]META広告の運用、LP&デジタルクリエイティブの作成、チラシの作成&配布、TwitterDM、リアル集客など。
もちろんイベントの内容によっては、講師の部分がアーティストになったりするんだけど、①②④番に関してはどんなイベントでも必要な項目になってるよ!
なるほど、、!
僕は自分で企画したイベントがないんですけど、要素を体系的にまとめられているので自分でも始められそうな気がしています(笑)
でも、結構大変な要素が多いですね。
実際イベントをする4要素の中で最も大変だったことってなんでしたか?
1番は集客部分かな。
他の要素は自分でできる範囲が広いけど、集客部分に関しては人を大きく巻き込む必要があるからね。
でも、集客を通じてなんとかする力が身についてさ(笑)
この力は今後何をしていく上でも使える能力だからやってよかった!
なんとかする力。
これ結構抽象度高いですけど、どんな問題に対してもなんとかできたら最強ですよね(笑)
ちなみに、今回のイベントをなんとかするためにどれくらい稼働されたんですか?
毎日18時間稼働を2,3週間続けてたかな!
朝起きてから9:00~18:00まで仕事して、そこから家帰って3:00まで作業してたらこれくらいの稼働時間になってたよ(笑)
18時間を2,3週間ですか(恐怖)
やっぱり、本当にやりたいことや好きなことならこれくらいの時間はかけようと思っているというより結果としてかかってしまったというイメージなんですかね?
そうだね(笑)
大川君も楽しいこととか面白いことにどれくらいの時間をかけるかとかあんまり考えないと思うんだよね。
仮にスプラトゥーンが大好きだとしたらできる限りの時間を使ってスプラトゥーンをしたいと考えない?
そういうのと一緒かな。
実際自分も中学生の時初代スプラトゥーン大好きで夏休みを全て捧げた経験あります(笑)
いわゆる”やりたいこと”を言語化して行動できる人が強いということですよね。自分も20代を捧げてでもやりたいことは何かを考えて行動したいと思います!!!
イベント開催当日の動きについて
沢山準備して、いざイベント当日を迎えた時の澁谷さんの心境をお伺いしたいと思います!
実際、イベント会場についてからどんな心境だったんですか?
正直、不安と楽しみが半々といったところだった(笑)
本当に人が来てくれるのか、準備した内容は問題無いかとかは不安だったけど、自分が1から作ったイベントを形にできるワクワクさもあったかな!
確かに、1から作り上げたイベントって成功するかどうかワクワクもあればドキドもあると言った感じですよね(笑)
ちなみに、イベント当日様々な準備をされていたと思いますが、特に一番気を付けていたことはどんな点なのでしょうか?
一番気を付けたのはタイムマネジメント!
コンテンツを沢山詰めたので、本当に時間内に終わるかどうか不安だったんだよね。
だけど、その分沢山の価値を参加者の方には提供できたと思うからコンテンツを詰めすぎてしまってもタイムマネジメントがしっかりできればむしろプラスだからね(笑)
確かに(笑)
一緒に熱海に行った時も企画自体は多くて本当にできるのか?と思っていたんですけど、ちゃんと計画通り出来て満足できた旅行になりましたし(笑)
今回のイベントも参加者の参加者の方にとっては僕と同じ気持ちになったんだろうなという印象です。
(澁谷さん含めたCo – Creation Community の熱海合宿の様子はこちらから)
ありがとう(笑)
沢山のコンテンツを詰め込んだイベントだったと思いますが、イベント終了後の心情はどんな感じだったんですか?
そうだね、、、
なんとかなったっていう安心感が一番最初に来たかな。
後は参加したみんなから嬉しい感想を貰えたのはかなり嬉しかったね(笑)
自分で作ったイベントを価値として受け取ってもらえるのは最高ですよね!
澁谷さんの気持ちがしっかりと参加した方に伝わったからこそだと思います。
なぜエンタメプロデューサーと仕事を作りに行ったのか?
澁谷さんは社会人として仕事もされていますが、なぜ今回エンタメプロデューサーと仕事を作りに行ったのでしょうか?
聞いてくれてありがとう!
ここは大学生には特に気を付けて欲しい所だったりするからぜひ聞いていって欲しい。
ぜひ!!!!
自分が今いる会社の話になるんだけど、同期になんとなくの就活軸しか作れていなかった人がいて、いつの間にか自分のやりたいことが会社のやりたいことに挿げ替えられていく様子を見て、自分だけの軸を持たない怖さを知ったのがきかっけ。
今の大学生には、こうなって欲しくないからこそ、業界の最前線で働いている人をお呼びして自己分析や軸を見つけられるような機会を提供したいと考えて、今回のイベントの開催を決めたという流れかな。
え、、、
自分のやりたいことが会社のやりたいことに気づいたら変わっているなんてことが起こり得るんですね(怖)
自分も肝に免じておきます。。。
ちょうど大川君も就活が始まる時期だからね。
自分の軸は就活だけでなく今後の人生でもかなり大きな意味を持ってくるから、大事に慎重に決めるんだよ!
はい、後で相談させて下さい!!!
やりたいことが出来ずに悩んでいる大学生に伝えたいこと
最後に、やりたいことが出来ずに悩んでいる大学生に向けてコメントを頂きたいです!!
やりたいことが出来ずに悩んでいる大学生へ、
まずは行動することが一番大事!!!!
大学生のやりたいことが出来ない主な原因は、やるのに必要な資産が足りないことだと思うんだよね。
だからこそ、大学生の最大の資産である時間を使ってやりたいことに必要なモノやヒトなどを獲得できるような行動をぜひして欲しい。
やりたいことが出来ない原因が資産不足はひしひしと感じています(泣)
自分も、時間だけが大量にあってモノやヒトなどが不足していて何もできないなんてことが多々ありました。
なので、澁谷さんのアドバイス通り自分の持っている時間を最大限有効活用して資産を取りに行くことを誓います(戒)
むしろ、大学生が持っている時間を大人は持っていない場合が多いから、上手く使えるとかなり良い関係性を築けると思うよ!
ぜひ、一緒に頑張っていこう!!
ありがとうございます!!!
でも、なんやかんやで行動しないといけないと分かっているけど行動できないという人も多くいると思います。
なので、ぜひ応援のメッセージを頂きたいと思います!
確かに、最初の一歩を踏み出すのはすごく怖いし勇気のいることだと思うけど今イベントをやり終えて思うこととして、何か行動したいけど行動できていなかった時の方がつらかったなって。。。
だから、もし自分のやりたいことの方向性や可能性の感じることがあれば、まずは一歩踏み出して行動してみると見える景色が一変すると思う!
だって、可能性感じたんだそうだススメの精神で行きましょう!!!
はい!!!
ありがとうございます(笑)
ちなみになんですけど、今後澁谷さんは何をしていこうと考えているんですか?
今後は、イベントを通じて関わることが出来た人達と協力して、より多くの学生に今回提供した価値を広めるべく大学・高校・専門学校の就職イベントなどで導入してもらえるようにプロデューサーさんと協力して頑張っていこうと考えてます!
かなり具体的にネクストアクションが決まってますね!
そうだね(笑)
後は、個人企画の一環として物語性を軸にしたエンタメ制作&展示会企画のチームを作って活動していこうとも考えてるよ!!
なるほど。
澁谷さんにぴったりな企画だと思います!!
この記事を通じて澁谷さんと関わりを持てたのはかなりのチャンスだと考えています。
なので、ぜひ一度勇気を持って澁谷さんと話てみることをお勧めします!
丁寧でナイスな男なので、どなたでも緊張することはないと思います(笑)
今回、イベントを形にできたのは同じプロジェクトで活動しているメンバーからのアドバイスや応援のおかげです!!
初めてワークショップという企画を作る上で、思考や企画の穴を指摘して頂いたり、相談できたのは本当に心強かったですね。
また、私の他にも、他の企画や案件で頑張っているメンバーと一緒に熱量高く作業出来たのは、本当に励みになりました。
Co – creation Community には、私のようなエンタメ分野で活動したい人はもちろん、SEやデザイナー、マーケッターなど多種多様な分野で活動をしていきたい人が所属しています。
お互いがお互いを尊重し、楽しくかつ真剣に活動できる場はとても貴重だと思います!!
今後は違う活動分野のメンバーが一緒のプロジェクトで活動していくことが増えるので私自身とても楽しみです!
ぜひ一緒に行動し、今しか出来ない経験をしていきましょう!
今回インタビューを受けて頂いた澁谷さんが所属しているCo – Creation Community は、社会に新しい価値を創り届けることをコンセプトに活動しています。
将来、自分の専門分野を使ってチームで価値を創出したいと考えている方におすすめのプロジェクトになっています。
遊びももちろん、スキルアップにも本気で活動しているため、社会で役立つスキルを身に着けて活躍したいという方はぜひお気軽にご連絡ください!