大学生3人が旅行会社とスタディツアーを企画!?未来を切り拓くリーダーを輩出する活動とは

大学生が海外スタディーツアー運営事業に挑戦!

2017年から運営しているスタディーツアーが23年の春に3カ国で開催されます。

このツアーは「未来を切り拓くリーダーを輩出する」を理念に過去7か国以上の国で開催されたスタディーツアーです。

今回のツアーは南アフリカ、ベトナム、ネパールの3か国ということでそれぞれのツアーを企画した大学生3名と代表の羽田さんにインタビューをしました。

左から代表の羽田さん、こうへいさん(大学2年生)、なるみさん(大学1年生)、千優さん(大学2年生)
おおつ

今回はそれぞれのツアーを企画したお三方に「どんなテーマをもって参加してほしいか」というテーマでプレゼンをしていただきます。

と言うのも、
将来、海外で働いてみたいとか
国際協力を仕事にしていきたい
と思う方は沢山いると思うんですけど、

どのツアーに行けばいいのかが分からないという人のために、よりリアルなお話をお聞きしたいです。

仕事として社会課題と向き合う

おおつ

早速ですが、ベトナムではどのようなテーマで企画を進めていきましたか?

なるみ

ベトナムツアーでは「仕事として社会問題に向き合う」をテーマにしています。

おおつ

社会問題を仕事にするための準備ですか。なるみさんは社会問題を仕事するためにはどのような準備が必要だと考えているんですか?

なるみ

興味がある社会問題はあるけれど、その現場を実際に見たことがないのにその解決を仕事にするのは躊躇われるという人もいるので、『社会問題の現場を体感する』という機会を提供できればと思っています。

そこで、ベトナムツアーでは自分に合った働き方やキャリアプランを模索するきっかけになればと思っています。

おおつ

実際にベトナムツアーではどのようなことをされる予定なんですか?

なるみ

ベトナムツアーの特徴としてはサステナビリティや戦争、農家が陥る貧困問題、医療現場の効率化など、1日ごとにテーマとなる社会問題が異なることです。

そして、それぞれの社会問題に対してどのような想いを抱いたか、同じ志を持った参加者同士で共有します。

これによって各々が学んだ社会問題についてより考えを深めることができると考えています。

私たちのツアーには、社会問題に興味がある大学生の中でも特に『自分が具体的にどの社会問題の分野に興味があるか見極めたい・改めて考え直したい』と考えている人に来てほしいので、このように幅広い分野をカバーし、かつ内省をする時間もしっかりとコンテンツに含めようと考えています。

おおつ

たくさんの社会問題に触れる機会と、それをいろんな角度から考えることができるツアーになってますね。

なるみ

そうなんです。特に様々な角度から見るというところにも注力しています。

というのも、ベトナムという国は社会主義国なんです。資本主義である国と社会主義の国では社会問題に対するアプローチが全く違います。

その中で現地で社会問題に取り組まれる方々がどのようなアプローチで社会問題に向き合っているのかというところに着目していきたいと思っています。

だからこそ、社会問題解決という根本の考え方から自分に向きあうきっかけになると思います。

ベトナムスタディーツアーはこんな人におすすめ

  • 自分の将来について考える時間を、自分で作るのが難しいと感じている人
  • 社会問題に携わりたいが、それ以上具体的なことが見えない人
  • 社会問題の解決のための多様な手段に触れたい人

社会問題を解決したい人にとって、挑戦の第一歩となる

千優

続いて、南アフリカツアーを担当している千優です。

南アフリカツアーでは「社会問題を解決したい人にとって、挑戦の第一歩となる」をテーマにしています

というのも、社会問題に興味はあるけど、具体的には何をしていいのかわからない、何から始めればいいのかわからないという人は多いと思います

そんな人たちが現地の状態を自分の目で確かめたうえで、実際に活動している人や企業を見ることでどんな関わり方をしていきたいのか、ネクストアクションが見える状態にしていきたいですね

おおつ

挑戦の第一歩って聞くとワクワクしちゃいますね。具体的にはどのようなことをされる予定なんですか?

千優

南アフリカツアーでは段階を2つに分けています。

前半では「現状を知る」ことに重点を置き、農村部にある小学校や差別被害が現れている場所を訪問します。

後半では「活動する」にフォーカスしていて、現地の大学生と交流したり、社会問題解決を行っている方と一緒に活動したりする予定です。

おおつ

個人的には南アフリカが社会問題を抱えているイメージがなかったんですけど、どのような問題を抱えているんですか?

千優

南アフリカはもともと、アパルトヘイトや人種差別の最前線として扱われます。

これはアフリカ全体に言えることなんですけど、少年兵や児童労働などの「ヒト」というものが関わる問題が多くあります。

それ以外にも「資本主義から搾取されている国」としても捉えられることも多くて、国際関係的な部分や日本との関係の光と闇が垣間見えると思います。

南アフリカスタディーツアーはこんな人におすすめ

  • 人種差別などの”ヒト”に関わる社会問題に興味がある人
  • これから人生のロールモデルを見つけていきたい人
  • 国際協力をしてみたいが、あと一歩の勇気が欲しい人

自分たちがなりたい姿のロードマップを作る

こうへい

最後に、ネパールツアーを担当しているこうへいと言います。

ネパールツアーでは「自分たちがなりたい姿のロードマップを作る」ということをテーマにしています。。

おおつ

ロードマップを作る…。具体的にはどのようなことをするんですか?

こうへい

やることとしてはNPOや青年海外協力隊、企業などを訪問する予定です。

社会問題に向けて活動している人の話を聞いたうえで、現実的にそれになりたいのかどうかを見てもらえると良いと思います。

おおつ

このようなテーマになったきっかけはあるんですか?

実際にセブ島ツアーに行った時の写真
こうへい

海外の実情って、実際に行ってみないと分からないと思っています。以前まで、コロナ禍を理由に現地に行くことができていなかった1人でした。当時の自分は、このままではいけないと思い、セブ島のスタディーツアーに参加しました。

それまではどんな関わり方をしていきたいか、現地で働きたいのかなども明確に決まっていなかったんですけど、その時に初めて自分の将来像がイメージできるようになりました。

おおつ

確かに…。国際協力に興味があっても、実際に行ってみたら思ってたのと違うってなってしまうかもしれないですもんね。

こうへい

そうなんです。でも、実際には国際協力に興味自体はあるし、それをやってみたいという気持ちはある。だけど、現地に行く勇気がないという方は沢山いました。

そういう人たちは結局行かずに終わってしまうんです。なので、僕はそのような人たちと一緒に行ってみて、きっかけを与えられたらと思っています。

ネパールスタディーツアーはこんな人におすすめ

  • 国際協力に興味があるが、現地に行くことをしてこなかった人
  • 国際的な貧困問題への関わり方を知りたい人
  • 社会問題への関わり方を確かめたい人

大学生でスタディーツアーに参加すると、当たり前の壁を壊すことができる

おおつ

どのツアーも非常に魅力の詰まったツアーですよね。最後に、ツアーリーダーの羽田さんにお伺いします。

これから何か挑戦したい大学生に、このツアーを通してどんな経験をしてきてほしいですか?

羽田

結論から言うと、海外に行く最大のメリットは当たり前の壁が壊れることだと思っています。

詳しくは僕の記事を読んでいただけると分かると思うんですけど、今まで「やりたいことがない」や「やりたいことが分からない」という大学生にたくさん会ってきました。

羽田さんがスタディーツアーを企画・運営するようになったキッカケはこちら
羽田

その人たちのやりたいことが分からない理由は主に2つあって、

1. 自分の知らない世界に、やりたいことがあること

2. 世の中の様々な「当たり前」に囚われすぎていること

です。

羽田

このツアーにおける最大の価値は、海外に渡航する前後に研修期間があることだと思っています。

多くのスタディーツアーは、現地に行ってそれぞれが感じることなどがそのままになってしまいます。

しかし、このツアーでは海外に渡航する前から、渡航する目的の整理や、帰国後に学んだことの整理や1人では咀嚼しきれなかった考えをメンターと一緒に考え抜くことができます。そうした整理を通して、今後自分が進みたい道を明らかにし、未来を切り拓けるリーダーになるためのサポートを伴走しながら行っていきます。

羽田

このツアーを通して「参加した方々が、少しでも自らの未来を切り拓けるようになること」に責任をもって向き合っていきたいと思います。

ただ楽しかった、なんとなく新しいことを学んで満足した。そんな事態にならないように、行っただけで終わらないスタディーツアーを目指します。

これから何かに挑戦したいと思っている読者のみなさん、このスタディーツアーを通して当たり前の壁を壊してみてはいかがでしょうか?

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