今年J1に昇格し怒涛の快進撃をする、FC町田ゼルビアの鈴木準弥選手とビジネスコンテストを開催しました。
【鈴木準弥選手からの応援メッセージ】
町田ゼルビアビジネスコンテストとは?
本コンテストのテーマは「今年J1に昇格したFC町田ゼルビアのファン増加施策を考えよ!」でした。
スポーツが好きであるにも関わらず、多くの大学生が学生期間を終えるとスポーツと関わらなくなってしまうという現状の課題が存在しています。
この課題を解決するために今回、学生にスポーツへの新たな関わり方として「スポーツビジネス」という選択肢を持ってもらうことを目的に本イベントを開催しました。
優秀者には、鈴木選手の会社でのインターンの権利を贈呈しました。
オリエンテーションの様子(一部)
オリエンテーションでは、鈴木選手や審査員の宇野さんから、コメントをいただき、NISHIDA COFFEE GAMEというカードゲームを用いてビジネスプランを考える種としました。
「NISHIDA COFFEE GAME」とは
ユースキャリア教育機構発の伝説の起業家YUTAKA NISHIDAの助言を収録した、経営を学びたくなる、甘くてほろ苦い、そしてどこか味わい深いゲームとなっています。都立高校の探究学習での導入も増えている、最先端の経営体験ゲームです。
オリエンテーションを通して、メンターや参加者との結束を深めました!
予選会の様子
敗者復活戦・決勝戦の様子
審査員の方から夢の描き方、夢の叶え方についてお話をいただきました。
ユースキャリア教育機構代表の宇野さんがサッカー選手30名と仕事をすることになったのか、0からクラブチームを作ってJFLの一歩手前まで5年で行った話や、
実はまだプロサッカー選手になれる可能性、サッカーが好きなだけの人が、サッカーを盛り上げられない理由と解決策など、普通の人では想像もできないような、ワクワクする夢のような話。
そして、そのワクワクを叶える方法についてお話いただき、ここからはじめようと強く思う瞬間でした。
決勝戦の前には敗者復活戦がありました。
惜しくも予選会を突破できなかった参加者達が、予選会で審査員からもらったフィードバックをもとに、一週間かけてメンターと共にビジネスプランをブラッシュアップしてきました。
予選ブロック・敗者復活戦を勝ち上がった5名がプレゼンをしました。
鈴木選手を含む審査員の方から、一人ひとりのプレゼンに対してフィードバックをいただきました。
準優勝にあたる「ベスト・キック賞」を獲得した鈴木心彩さん
優勝にあたる「ベスト・ゼルビア賞」を獲得した林真里菜さん。
決勝戦後には鈴木選手からサインをもらう参加者も!
事後研修
希望者には事後研修を実施しました。
事後研修では、今回のイベントの学びをこれからの人生でどのように活かすのかについて触れました。
参加者の声
知識ゼロ、経験ゼロからの参加で不安でしたが、メンターの方が丁寧にサポートしてくれたので楽しく参加できました。このイベントを通してビジネスの面白さを知ることができました。
早稲田大学 1年
運営の方はもちろん、参加者も熱量の高い方が多く、とても水準の高い環境で学ぶことができました。またメンターの方や審査員の方の話を聞くことで、自分の夢が広がり大学生のうちに何をすべきかを見つけることができました。
明治大学 3年
審査員紹介
鈴木準弥 選手
J1 FC町田ゼルビア DF
宇野晋太郎 様
一般社団法人ユースキャリア教育機構 代表理事
株式会社Specialist Entertainment 代表取締役
1991年生まれ。岐阜県出身。明治大学商学部卒。 新卒でSEGA、Cygamesに転職。4年間プロジェクトマネージャーを務める。ゲーム会社在籍中の2018年に、株式会社Specialist Entertainmentを創業。 一般社団法人ユースキャリア教育機構を設立。iUの客員教授に就任。
井上悠 様
大学在学中に教育事業を立ち上げ。後に譲渡。
大学卒業後、ヘルスケアDtoC事業の立ち上げ。
現在は上場企業にて事業部長を務める。
岩原悠人 様
株式会社Pegasus 代表取締役
大学1年で、NPOにて行政や教育委員会との共同事業立ち上げを行い、大学4年時に起業。
コンサル会社に就職後も、上場企業や日本のトップ3に入るスタートアップ(ユニコーン)の経営戦略やファイナンス戦略を立案。
現在は、エンタメ・地方創生・コンサル事業を自社で展開。
審査員からのコメント
今回町田ゼルビアビジネスコンテストの審査員を務めましたユースキャリア教育機構の代表の宇野です。
正直なところ今回のビジコンは終始参加者の熱量に圧倒されました。
最近の若者は無気力だなどと言われることも多いですが、
好きなことや推しに対してはこんなにも力を発揮できるんだと再認識させられました。
特に優勝した林さんのプレゼンについて、帰りに鈴木選手が「クラブ広報の方が来たのかと思った」と、クオリティを絶賛してたのも印象的でした。
今回得た学びや感動、悔しさなどすべてをこれからに繋げていって頂きたいです。
審査員という貴重な役を任せて頂きありがとうございました。