ユースキャリア教育機構では、都内10校で「総合的な探究の時間」を使用し、
アントレプレナーシップ教育や、PBL型教育を行なっています。
今回この都立学校と連携した教育を一緒に行なってくれるボランティアを募集します。
こんな方におすすめ!
- 教育課題を解決したい方
- 教員を目指している方
- 自分の知識・経験を活かしたい方
- 充実した学生生活を送りたい方
- 誰かの役に立ちたい方
- 熱量のある仲間や優秀な先輩と出会いたい方
- 将来役に立つスキルや経験、実績が欲しい方
2022年からの新しい科目「総合的な探究学習」とは?
AI技術の発展やこれまで以上に多様性を求める社会、グローバル化など変化が激しく予測不可能な現代社会へと変化して行くと予想されており、変化の早い時代においてその変化に対応できる子供たちになるためには、自分の意志で未来を切り拓く力が必要となっていきます。
先の見えない世の中の中で、生徒に「知識や技能」を身に付けさせるだけではなく、「目の前の課題を様々な方法で調査・理解し、自分の力で考える」という目に見えない学力の育成が重要になってきています。こうした力を身につけるための学習方法として「探究学習」が注目され、
高校では、2022年度より探求学習を軸とした教科が新設されました。
総合的な探究の時間の授業デザインのポイント
文科省は、探究学習のプロセスの基本は「①課題の設定、②情報の収集、③整理・分析、④まとめ・表現」であるとしています(※)。
多くの学校では、これらの探究学習におけるサイクルを回す形で授業がデザインされています。
⑴グループ内でSDGsのテーマで関心があるものを選択する
⑵選択したテーマの中でどのような社会課題があるのかを調査する
⑶調査結果を持ち寄り、グループとしてより探究を進める課題を1つに絞る
⑷設定したテーマについて調査・分析を行う
⑸得た様々な情報を元に、発表資料をまとめる
⑹発表会を通じてプレゼンテーションを行う
例えば、上記のような流れで授業が展開されていきます。生徒は、自分自身の興味関心を通じてテーマを設定し、その背景にある様々な社会問題を発見することを通じて探究学習を深めていきます。
※引用:文部科学省(2018)「【総合的な探究の時間編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説」
お申し込みは
こちら!
「総合的な探究学習」の課題
2022年から導入された総合的な探求学習ですが、文科省では以下のような課題が示されています。
このほかにも、現場では、「教師の負担が増えた」や「30個以上あるグループを4人の教師でまとめるには限界がある」などの声も上がっています。
学校連携事業で行なっていること
総合的探求の時間は、高校生から生徒が「やりたいこと」を実体験を通して学ぶことのできる素晴らしいカリキュラムだと考えています。
ただ、上記のような課題が出ているのも事実です。私たちは、この課題を学校連携事業で解決します。
☆1~2チームにメンターをつけ、高校生の活動にU29の若い力が伴走する
各チームにメンターをつけることで、高校生が学習を進めていく中で出てくる「困ったな」や、どうしても高校生では到達できない社会との幅の広い関わりをU29の先輩が伴走することにより、より深い探求学習を行います。
☆U29の若手起業家とちょっと先を行く先輩に会うことができる!
弊団体の強みを活かし、定期的に、20代〜30代前半の若手起業家やプロのサッカー選手などを講師としてお呼びします。また、起業を目指して事業準備を行っている高校生や大学一年生・大学で全力で学んでいる先輩も、定期的に訪れることで、高校生の視野を広げます!
☆6年間都立高校で「探求学習」を行なってきた弊団体のサポートで先生たちの負担減
某都立高校で6年間総合的な探究の時間の授業設計及び授業運営を行った弊団体のノウハウを使って、各高校に寄り添った授業設計を行います。
ボランティア参加者の声
先生ではない立場で、生徒と直接関われる。
中高生のキャリア教育に興味があり、実際の教育現場を見てみたいという思いで参加を決めました。
中高生は考え方が柔軟で、何にでもなれる可能性を秘めていると思っています。だからこそ、生徒自身にその可能性を感じてもらえるよう、私たちメンターは授業の進め方や生徒とのコミュニケーション一つ一つの意味を考え設計します。
そうして作った授業を通して、生徒の口から「あれがやりたい!」「こうしたらできそう!」という声があちこちで飛び交うようになった時、取り組んでいて1番の喜びとやりがいを感じました!
一橋大学 I.Y
自分のアイディアを形にできる。
私はもともと将来の夢が教員であり、学生時代から学校現場で自分から子どもたちに価値を届けていきたいという思いから参加しました。
このボランティアに参加する前も、大学で募集していた学校ボランティアに参加していました。しかし、そこではどちらかというと授業支援の意味合いが強く、先生の補助ばかりで、自分から何かを子どもたちに届けるということはできていませんでした。まだ学生なのだからそれでもしょうがないかと思いつつ、もやもやしたものを抱えていました。
そんな思いを抱えていたとき、このボランティアを見つけました。ここでは、学生の身でも自分で一から授業設計を行い、実際に作った授業を自分たちで子どもたちに届けることができました。自分で考えた授業を受けている生徒が目を輝かせて活動していた姿を見たとき、思い描いていたものが実現できたなと思いました。
東京学芸大学 K.K
活動には、特別な経験やスキルは必要ありません
私も最初にボランティアに行った時は、教職過程もとったことなければ、教育学部でもありませんでした。ただ、「平等に教育を届けたい」「どんな地域に生まれても・どんな場所に生まれても夢を平等に広げられる世界を作りたい」その一心で、この事業を始めました。必要なのはスキルではありません。子供たちの未来をより良くしたい。その気持ちが大切です。
少しでも興味のある方はぜひ説明会へご参加ください。
学校連携事業責任者 樋口彩乃
お申し込みは
こちら!
まずはお気軽に説明会に参加してください!
対象者 | 大学生(学部・学年問わず)、高校生 |
日程 | 応募があり次第、随時開催 |
場所 | オンライン |
申し込みフォーム | https://lin.ee/63O2y6Cj |