U29伴走支援型キャリアコミュニティ『Specialist』等を運営する一般社団法人ユースキャリア教育機構(本社:東京都中央区 代表理事:宇野晋太郎、以下「当機構」)は、国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティと協働プロジェクトにて、2024年8月29日(木)に「SDGsを1つ以上解決するTechビジネスを考案せよ!」というテーマのもと、『PeaceTech Challenge ビジネスコンテスト』を開催いたしました。
また、本コンテストは、株式会社セールスフォース・ジャパン(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:小出伸一、以下「セールスフォース」)のボランティア協力の元、開催支援・会場提供などを受け実施いたしました。
本コンテストの内容
今回のビジネスコンテストは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、学生たちがITを活用して革新的なビジネスアイデアを考案することを目的としています。
参加者は大学生および大学院生を中心とした若者で、総勢25名が参加しました。
ビジネスプランの立案をするための思考法やプレゼンテーションスキルを学び、当日のコンテストに向けて準備を進めました。
コンテスト当日は、各チームがそれぞれのアイデアを発表し、審査員からのフィードバックを受けることで、さらにビジネスプランをブラッシュアップしたことで、より実現性・社会貢献性の高い事業案を作ることができました。
イベントページはこちら▽
https://oyce.co.jp/businesscontest-2024-salesforce/
本コンテストの開催背景
本コンテストは、SDGsの達成に向けた取り組みを促進するため、若者が自ら考え、行動する機会を提供することを目的に開催されました。
近年、テクノロジーが持つ社会変革の力が注目されており、特に若者世代に対してその可能性を探求する場を提供することが重要視されています。
また、企業や社会におけるSDGsの実現を目指す中で、ビジネスパーソンとしてのスキルを磨く機会を提供することも、本コンテストの重要な目的の一つです。
事前講義
事前講義は3回にわたり実施され、各回で異なるテーマに焦点を当てました。
第1回はオリエンテーション、第2回は「SDGsの概要と背景」と「問題解決のための思考法」、第3回は「プレゼンテーションスキルの向上」がテーマでした。
各テーマに基づいて講義やディスカッション、ワークショップが開かれ、実践的なスキルやソーシャルビジネスの事業案を考えるために必要な知識を身に着けました。
また、各講義ではセールスフォースの社員やユースキャリア教育機構のメンバーがメンターとして参加し、具体的なアドバイスやフィードバックを提供しました。
ブラッシュアップ合宿・予選・敗者復活戦
8月27日~28日にかけては、「ブラッシュアップ合宿」が開催され、2日間に渡って現役の経営者から参加者がビジネスプランや人生設計のアドバイスを行ったり、参加者の中からコンテストの本選に出場できるチームを選抜しました。
本戦
今回のビジネスコンテストは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けて、学生たちがITを活用して革新的なビジネスアイデアを考案することを目的として開催されました。
参加者は大学生および大学院生を中心とした若者で、総勢25名が参加しました。
参加者は事前講義を通じて、ビジネスプランの立案やプレゼンテーションスキルを磨き、当日のコンテストに向けて準備を進めました。
コンテスト当日は、各チームがそれぞれのアイデアを発表し、審査員からのフィードバックを受けることで、さらにビジネスプランを改善するための観点を新たに得ることができました。
審査結果
最優秀賞:黒須定さん
優秀賞:新村晴香さん、太田嶋亮成さん・久祖神王条さん・姫田泰之助さんチーム
審査員のご紹介
田中宏和 様(右)
イネーブルメント部署
Productivity Operations Manager
Salesforceのデモ開発や技術営業を担当し、パートナーの支援やデータ分析にも従事。
2020年にはカスタマーサクセス部門の立ち上げに貢献し、2023年からは技術営業も兼任。
ナレッジ・マネジメントとして戦略の確立や組織改革、プラットフォームの作成などの幅広い業務を担当。
佐々木喬史 様(中)
世界平和経済人会議ひろしま 企画運営委員会委員
金融機関に13年間勤務し、在職中にMBAを修了。
その後、グラミン日本の事業立ち上げに参画。
同時期に国内財団にも参画し、社会的投資の調査研究に携わる。
2019年1月に国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティを設立。
現在、社会課題解決を志向する個人や組織をつなぐソーシャルエージェントとして活動している。
宇野晋太郎(左)
一般社団法人 ユースキャリア教育機構 代表理事
株式会社Specialist Entertainment 代表取締役社長
新卒でSEGA、Cygamesに転職。
4年間プロジェクトマネージャーを務め、日本でTOP5に入るゲームタイトルの運営開発を担当。
ゲーム会社在籍中の2018年に、株式会社Specialist Entertainmentを創業。
iUの客員教授も務めている。
参加者感想
SDGsに貢献するビジネスモデルを実際に作成することを通して、社会問題解決とビジネスを両立させることの難しさを実感するとともに、それを成功させるために重要となる視点を学ぶことができ、大変良い経験となった。
社会課題解決を持続的に行うためには、継続的に利益を出し続けることがとても大切であり、そのためには問題の原因や背景をきちんと分析し関わる全ての人に良い価値を与えることが重要だということが分かった。
今回のコンテストに参加して、ビジネスアイデアを具体的なプランにまとめるのがこんなに難しいとは思いませんでした。
特にSDGsを意識してビジネスを作るには、社会的なインパクトだけじゃなく実際にそれをどう実現するかまで考える必要があって、そのバランスを取るのが本当に大変でした。
でも、その分、多角的な視点で物事を考える大切さを身をもって学べたと思います。
この経験は、今後のキャリアにも絶対に役立つと感じています。
ビジネスコンテストに参加して、チームでアイデアを形にするプロセスはすごく楽しかったです。
しかし、プレゼンの準備とか、本番の緊張感とかもあって、本当に大変でした。
特に、審査員の方からフィードバックをもらったとき、自分たちが考えたアイデアをさらに良くするためのヒントがたくさんあって、とても勉強になりました。
プレゼンの仕方や、どうやって論理的に話を組み立てるかも学べたので、次に何かに挑戦するときには、もっと自信を持ってできそうです。