うちの起業家コミュニティLevelsの話。【代表のつぶやき】

こんにちは。
一般社団法人ユースキャリア教育機構の代表理事の宇野です。

私は、ユースキャリア教育機構では、「Specialist」コミュニティ。
私が経営しているSpecialist Entertainment社では、「Levels」という起業家に特化したコミュニティを運営しています。

そのLevelsの合宿に、9/24・25の2日間で新潟に行ってきました。

Specialist、Levelsとふたつのコミュニティを運営している私ですが、
その双方において主としているのは「ビジネス」です。

Specialistでは、どんな子でも10年くらい辛抱強く経営ビジネスエリアで努力を続ければ、
ビジネスを使ったやりたいことをある程度叶えられる

これくらいを目標にした温度感でキャリア教育を行っています。

ですから、間に大手企業への就職、メガベンチャーへの就職を挟むことも多いですし、
その就職活動の支援も私のSpecialist Entertainment社の方で行っています。

パラレルワークで、いくつかの事業を持ちながら、会社員として働き、ゆくゆくは起業する子も出てくるという具合です。

それに対し、Levelsでは、3-4年で起業できる子を育てるという温度感で活動をしています

こちらには、やりたいことが明確にあり、そこに向けてマグマのような熱量で努力できる子たち。

熱量を周囲に伝播させ、コミュニティ全体を切磋琢磨できる環境にしようとする子たちが所属しています。
そのため、普段ばちばちモノを言うし、議論もとても盛んです。

今回参加した新潟での合宿も同様でした。

20-22歳の学生中心に、どうすればこの環境が良くなるのか?
自分たちのマインドはこれで良いのか?
先輩起業家たちと自分たちの差は何なのか?

など主体的に議題を作っていけることはとても良いなと私も思いました。

特に印象的だった発言を残したいと思います。

Levelsに所属する早稲田の4年生で、すでにお店を経営し、年商が1億円を超える学生や、CTOとして在学中に起業し、現在月商で1000万を超えるECサービスを運営する先輩を、僕たち19-20歳の世代は特別視してしまっていることが問題。


これを普通と思える感覚にできない限り、僕たちはいつまで経っても、起業に憧れている学生。
普通と思えるようなマイルをしっかりと引くこと、当たり前の基準を盗めるよう接点をより作っていきたい。
そして、僕たちがまた後輩たちに、起業や経営という夢を背中で語れる先輩になりたい。

と、私やコミュニティマネージャーに提言をしてくれたのはとても印象的でした。

彼らはいわゆるコロナ禍で、動きや勉学が制限されたかわいそうな世代と言われていますが、
私は決してそうは思いません。

高校時代を思い出して頂けるとわかりますが、
優秀な学生というのは、学校で勉強するのではなく、家で、自分で主体的に学びます

このコロナ禍で、主体的に動ける学生は、無理に下のレベルに合わせる公教育に関わる時間が減り、

むしろ家で、自分でやりたいことを突き詰め、活動をするようになり、これまでの学生よりも加速しました。

特に弊社のLevelsコミュニティに居る子達は、
コロナという未曾有のトラブルさえも乗り越えていく気概を感じます。

日本を代表する起業家は、こういう有事のときにこそ誕生するのかもしれないとさえ、私は日々このコミュニティに関わりながら思う次第です。

私も学生起業をしていた身ですが、
私なんかと比べ物にならない良い学生たちがたくさん育ってくれて嬉しい限りです。

自分の信じた道を、自分で選び、それを形にするために努力する

それは強さが求められることですし、多くの大人が諦め、多くの人が忘れ、逃げようとする困難なことです。

ですが、このコミュニティでは、そういった困難なことを成し遂げたかっこいい若者が実際に存在し、背中で見せてくれる先輩も居ます。
そして、それを見て目指す若者も居ます。

3-4年で起業できなくとも、Specialistコミュニティがあるから、
就職のサポートをし、10年以内でそこそこビジネスでやりたいことできるようにしようよというセーフティネットもあります。

こんな形で、SpecialistコミュニティとLevelsコミュニティは、私が代表という共通点はあれど、別法人が運営する組織でこそありますが、

手を取り合って、U29の自己実現をサポートしあっています。

自分で選べる強さと、周囲を支えられる優しさ
その両方を持った人材が、私達が育てたいU29です。