当機構所属メンバーの企画・運営にて、
法務省との連携のもと、東京都八王子市にある多摩少年院を訪問する「少年院訪問ツアー」を実施いたしました。
少年院は、家庭裁判所から保護処分として送致された少年に対し、その健全な育成を図ることを目的として、矯正教育や社会復帰支援等を行う法務省所管の施設です。
少年院では、少年の必要性や施設の立地条件等に応じた特色のあるさまざまな教育活動が行われています。 矯正教育の内容は、生活指導、職業指導、教科指導、体育指導及び特別活動指導から成り立っています。
少年院訪問ツアーとは?

本ツアーは、高校生・大学生を対象に、社会課題の“現場”を実際に訪れ、矯正教育や更生支援について学ぶことを目的とした取り組みです。
現場で働く法務教官の方から直接話を伺い、「現場のリアル」に触れることで、自分自身の将来や社会との関わり方について考えるきっかけとなることを目指しています!
少年院訪問当日の様子
当日は、京王高尾線・山田駅に集合し、参加学生で多摩少年院へ向かいました!
はじめに、法務教官の方より、多摩少年院の役割や矯正教育の内容についてご説明をいただきました。
少年院がどのような目的のもとで運営され、どのような教育・支援が行われているのかについて、現場で働く職員の方から直接お話を伺う貴重な機会となりました。

少年院内の見学
多摩少年院についてのご説明会の後には、職員の方の案内のもと、少年院内を見学させていただきました。
広報資料が展示されている部屋や、少年たちが学ぶ教室、パソコンを使った学習や指導が行われる教室などを見て回り、少年院で行われている教育に触れる機会となりました。
また、廊下や教室周辺には、少年たちが制作した絵が展示されており、学習だけでなく、表現活動も大切にされている様子がうかがえました。
さらに、屋外では、職業指導の一環として活用されている施設や設備についてもご説明をいただきました。
そのほか、少年たちが生活する寮についても、外から見学させていただき、日々の生活と教育がどのような環境の中で行われているのかを知る機会となりました。
施設全体を通して、少年一人ひとりが社会復帰に向けて学び、成長していく場であることを感じ取ることができました。
質疑応答の様子

見学後の質疑応答の時間には、社会復帰に向けた支援のあり方や、少年院で行われているキャリア教育、日々の生活の様子についてなど、さまざまな質問が挙がりました。
参加した学生は、それぞれが関心を持ったテーマについて積極的に問いを投げかけていました。
法務教官の方からは、少年院が単に規律を守らせる場ではなく、少年一人ひとりと向き合いながら、社会に戻るための力を育てていく場所であるとお話ししてくださいました。
さらに、職業指導や資格取得、就学支援などについての説明を通して、出院後の生活まで見据えた支援が行われていることを知りました。

また、法務教官の方の話を通して、少年と向き合う仕事の難しさや向き合い続ける姿勢が伝わり、現場で働く方々の想いに触れる機会になりました。

参加した学生にとって、矯正教育の現場をより身近に感じ、理解を深めるきっかけとなりました!
参加者からの声
少年院についてはニュースやイメージでしか知らなかったのですが、実際に現場を訪問し、法務教官の方の話を聞くことで、矯正教育をより身近に感じることができました。
特に、出院後の生活やキャリアについてのお話が印象に残り、社会に戻ったあとの居場所について関心を持つようになりました。
法務教官の方が、少年一人ひとりに向き合い教育を行っていることが印象的でした。 少年と向き合い続ける仕事の難しさや責任、やりがいを知り、人を支える仕事について考えさせられました。
少年院を実際に見学し、法務教官の方に直接質問できたことが印象に残っています。一方的に説明を聞くだけでなく、現場の方と対話できたことで、より深く学ぶことができました!見学では、自分の想像していたイメージとは違う部分もあり、貴重な経験になりました!

