北海道・十勝で、地域創生を模索する3日間【More北海道合宿】

2022年11月12日〜14日の3日間、ユースキャリア内のコミュニティ「More」の運営メンバーとユースキャリアメンバー総勢13人で、北海道池田町に行ってきました!

この合宿は、「More」の活動の一環として、今後の事業となるフィールドに折角ならみんなで行っちゃおう!というところから始まり、今回運営合宿として訪れました。

地域活性化、居場所作りなどに興味のある方、参考になる部分があるかと思います。ぜひご覧ください!

(記事執筆:More運営・HAKUリーダー 皐月真穂)

今回の合宿が、地元メディアに掲載されました!

今回の合宿は、地元紙の「十勝毎日新聞」に取材を受け、記事が掲載されました!

また、ネットメディアでも記事・写真が掲載されました!

北海道池田町について

赤いピンが北海道池田町

今回訪れた街は、北海道・十勝にある、池田町という地域。
人口約6000人の小さな町で、気候は晴れが多く、冬はマイナス25度にもなる、いわゆる十勝らしい地域の1つです。

一般社団法人ユースキャリア教育機構の理事である高瀬さんの出身地でもあり、今回視察の受け入れを行っていただきました!

①町が運営する移住促進住宅へ見学!

元々近隣の小学校職員用住宅だった建物を、池田町の移住促進住宅として活用している場所に見学させていただきました。

家具家電完備、布団さえ持ち込めばいつでも入居OK!

家族で移住体験をされる方や、長期休みの滞在場所、老後のちょっとした楽しみのために利用される方が多いそう。

②Uターン・カフェ起業:赤松さんとの意見交換会

北海道池田町で生まれ育ち、東京でアパレル事業などさまざまな経験をされて、北海道札幌市で2年働いたのちに池田町にUターンし、カフェを起業し経営されている赤松好子さんのお話を聞かせていただきました。

この町と、ここにいる人たちが大好きで、その人たちのために役に立ちたいという想い、甘くない現実の部分まで、私たちユースキャリアメンバーのさまざまな疑問や考えに応えていただき、自身の人生設計を見直すきっかけになったメンバーもいました。

お昼には、地元の食べ物をふんだんに使ったランチのお弁当もいただきました!

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③地域おこし協力隊の皆さんからの講義

その日1日アテンドしてくださった、池田町地域おこし協力隊に所属する鈴木龍太郎さん、大島聡さんのお二方ともディスカッションを行いました。

お二人とも出身は池田町ではなく、旅行で訪れて一目惚れしたり、親戚がゆかりの地であることをキッカケに池田町を訪れ、活動されています。

自身の将来像や、描きたい町の姿、でもそこに対して着手しづらい厳しい現実の部分までお話いただきました。

実際に地域貢献に興味のあるメンバーは、今まで意識しなかった観点や視点を得ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

④その他遊び

ワイン城

池田町は、財政破綻を「ワイン」で建て直した町。
その象徴でもあるワイン城を見学させていただきました。

高台にそびえ立つ、まさに城そのもののこの施設。
「ワインから攻める」という想いを込めて、この高台に施設を建設したそう。

その「攻め」の姿勢が随所から伝わるこの町の魅力を感じられる場所でした。

競馬、食べ物

そのほかにも、たくさん北海道の場所を堪能しました!

世界で北海道帯広市(池田町の近郊、十勝にある)にしかない、競走馬がそりをひきながら力や速さなどを争う「ばんえい競馬」を体験したり、北海道の美味しいものを隅から隅まで味わったり…。

北海道・十勝ツアーは、これからの未来を考えるのにうってつけの場所

北海道は、将来やビジョンに対してアクションする「オン」と、自身と向き合い立ち止まるような時間を取る「オフ」の行き来がしやすい場所。

私自身がHAKUで大切にしている価値観「余白:自分自身を置き去りにせず、成長の過程にも向き合い続けることで夢を追いかける」を体現する場所であることを感じました。

「オフ」の時間は、ちょっと散歩したら現れる、どこまでも続く道や緑を見ながら、自分自身の現在地や未来を考えるきっかけをもらえる場所。

これからも、ここで出来た「ご縁」を大切にし、HAKUの成長過程に生かしていきます。

今回このような機会をいただいた高瀬さん、一緒に北海道に行ってくれたメンバー、今回出会った全ての皆さんに、この場を借りて感謝申し上げます。

More / HAKUについて

Moreとは?

HAKUとは?

HAKUは、More内で活動するプロジェクトのひとつで、居場所づくりや拠点づくり、機会創出、地域創生などに興味を持つメンバーが集まって活動しています。

その中で、何も実績や経験がないままいきなりつくりたい拠点を0からつくるのは難しく、たくさんのリスクが伴います。

そういった若者たちに対して、まずは既にある拠点やロールモデルとの出会い、現状の把握、将来の設計といった準備、ファーストステップを一緒に歩んでいく機会を作っています。