今回お話を伺った先輩 大峯 幸太さん
・1999年生まれ
・ユースキャリア教育機構「Insane」のコミュニティマネージャー
・大手人材系企業にて企画設計を担当
・フリーランスとして企業・自治体のPR支援、撮影、マーケティングに従事
・大学入学後、やりたいことが見つからず、3〜4年は模索の日々を過ごす。その後、ユースキャリア教育機構に所属したことで、志を共にする仲間や刺激的な環境に恵まれ、少しずつ行動を起こし始める。現在は企業での勤務とフリーランスの両軸で活動しており、幅広い領域で実践的な経験を積んでいる。
今回は、ユースキャリア教育機構内のコミュニティ「Insane」のリーダーを務める大峯さんにインタビューさせて頂きました!
企業で企画設計に携わりながら、フリーランスとしてPR支援・撮影・マーケティングまで幅広く活動する大峯さんに、「何をしたらいいかわからないけど、このままじゃいけない」と悩んでいる学生のためになるお話を伺います!
- 大学に入った瞬間、部活のように本気で打ち込めるものがなくなったと感じる人
- 周りはそれなりに楽しそうにやってるのに、自分だけが止まってる感覚がある人
- 将来が不安なのに、何をしたらいいかわからない人

やりたいことがなくて病んでいた時期を経て、今では様々な場で活躍している大峯さん。そんな経験をしてきた人だからこそ、伝わるものがあると思います!
「自分はめんどくさがり屋で怠惰」だから、自分の動かし方を考えてきた
ーー今日はどんなスケジュールでお過ごしでしたか?
朝から夜まで仕事とミーティングの連続でした。どうしても眠くて、会社帰りにそのまま家に帰ったら寝てしまうと思って、コメダに寄りました(笑)。このあとミーティングが終わったらジムに行きます。
ーーめちゃめちゃストイックですね。どうしてそんなにストイックに動けるのですか?
一見、めちゃくちゃストイックな人に見えますが、実はすごくめんどくさがり屋だし、怠惰な人間なんですよ。好きなことは黙々とやるけど、楽しくないことには全然向き合いたくない。
ーーそれでこの活動量って、どうやって自分を動かしてるんですか?
だからこそ大事にしているのは、根性論ではなく「自分の扱い方」です。
意識が高い人は、もっと大きな夢で自分を動かした方がいいと思う。でも僕はそのタイプじゃない。自分をゲームのキャラクターだと思って、こいつをどう転がしたら一番うまくいくかなって考えてるんです。
ーー根性論じゃなくて、「自分の扱い方」を知るってことですね!
最初から強い意志なんてなくていい。
まず「どうすれば自分という人間は動くのか」を客観的に知ることが大事

「やりたいことがないなら、全部やってみる」ができなくて病んだ日々
ーー大峯さんは現在では幅広く活躍されていますが、昔から行動力があったんですか?
昔から強かったわけじゃないです。やりたいことがなくて、3〜4年くらいずっと病んでました。今のように変われたのも特別だったから変われたんじゃないんです。動けなくて、焦って、それでも関わった環境の中で少しずつ変わっていきました。
ーー3〜4年って、かなり長いですよね。
やりたいことがないなら、とりあえず片っ端からやれよって話なんですけど、それが僕はできなくて。3〜4年ぐらいずっと病んでました。
周りはどんどん進んでいくのに、自分だけ取り残されてる感覚がずっとありました。
周りはどんどん進んでいく。就活を始める人、起業する人、留学に行く人。その中で自分だけが止まっている。
ーーそこからどうやって抜け出したんですか?
大きなきっかけになったのは、「比べるのをやめる」と決めたことでした。
他の人はこうやってるけど、別にできなくてもいい。僕なりに頑張ればいいやって、やっと思えたんです。
動けないとき、多くの人は「自分の能力が足りないから」だと思いがちです。でも実際は、周りと比べすぎて自分の一歩がどんどん小さく見えてしまってるだけだったりします。
実は写真も正直、これ写真一本で上り詰めるのは難しいって冷静に思ってました。でも、とにかく続けた。続けたから仕事になって、仕事になったから自信に変わった。
答えって最初から見えてるもんじゃなくて、動いたあとにやっと輪郭が見えてくるものなんですよ。

思考を紙に書き出す。小さな積み上げが「自信」に変わる
ーー変わるきっかけになった習慣はありますか?
毎日の振り返りですね。日報を書いて、3つのことを毎日整理してました。
- 良かったこと
- 悪かったこと
- 続けること
これに加えて、自分の感情や頭の中にあることをひたすら紙に書き出していました。
1日にA4のコピー用紙10枚以上使うなんてざらでしたね。毎日振り返りをやってると、自分のことを一歩引いて見れるようになるんです。
ーーA4の紙10枚以上…。何でそんなに書いてたんですか?
「それはなぜ?」と自分に問い続けて、論理的に考える訓練をしたかったからです。ひたすら繰り返すこと。頭の中だけでぐるぐる悩んでいるうちは、悩みって実体がない。何がしんどいのか、自分でもよくわからないまま沈んでいきます。
でも紙に書き出した瞬間、「自分は何につまずいてるのか」がはっきりします。
これは特別な能力もお金もいらないので。今日から誰でもできるのでおすすめです。
目的がないと、時間は「溶ける」
ーー大峯さんが大学生活で一番学んだことって何ですか?
目的の大切さですね。大学1年の夏に留学したんですけど、経験としては残った。でも振り返ると、目的がなかったですね。
目的がないと全部が無駄になるとは思わないです。でも、その経験が1になるか100になるかは、目的があったかどうかで全然変わるんですよ。
実際に3つに時間の使い方を分けてて、
消費:自分が納得していればそれでいい時間
投資:未来につながる時間
浪費:目的がなくて、ただ溶けていく時間
この中でも投資と思ったことが浪費になっていることが一番だめなことですね。
大学生活って、気づいたら浪費だらけになっていることが多いと思います。別にそれが全部ダメなわけじゃない。
でも、目的がないまま過ごした時間は、あとから振り返っても何も残っていないことがほとんどです。

ーー社会に出てからも、それは同じですか?
社会人になったら、全員が強制的にビジネスっていうゲームに参加させられるんですよ。
だからこそ早いうちから自分なりの目的を持って、経験を投資に変えていく。それがユースキャリア教育機構で挑戦する本質的な意味でもあると思ってます。

「弱い人が勝てる場所をつくりたい」リーダーとしての想い
ーーコミュニティ「Insane」で、大峯さんが目指していることは?
弱い人に勝ってほしいですね!
ここで言う「弱い」というのは、才能がないとか、そういう話じゃないです。
時間がかかる人、迷いやすい人、すぐ自信をなくしてしまう人。そういう人たちのことです。
時間がかかってもいい。ゆっくりでもいいから成長してほしい。まだ希望を捨てて欲しくないんですよね。
ただ、中途半端な姿勢に対しては厳しく向き合いますね。
これは冷たさとかじゃなくて、本気で頑張っている周りのメンバーへの敬意があるからこそです。頑張っている人たちの隣で、なんとなくで居られたら、その空気は確実に壊れる。だからそこに関しては妥協はしないですね。
成長が遅いとか、やりたいことがまだないとか、そんなのは正直関係ないです。大事なのは、進み続けようとする姿勢があるかどうか。それだけだと思ってます。

大峯幸太さんからのメッセージ
「弱い人が、ちゃんと勝てる世界をつくりたい」僕自身、やりたいことがなくて3〜4年病んでました。周りがどんどん進んでいく中で、自分だけ止まってる感覚がずっとありました。動けない自分が嫌で、でも動き方がわからなくて、ずっともがいてました。
だからこそ思うんです。最初から強い人なんていない。時間がかかる人、迷いやすい人、すぐ自信をなくしてしまう人。そういう人たちが、ちゃんと前に進める場所が必要だって。
もし今、こんな感覚があるなら、一度立ち止まって考えてみてほしいです。
- 部活みたいに熱中できるものがなくなった
- 周りが輝いて見えて、焦りばかり感じる
- やりたいことはないけど、このまま終わりたくない
- 一人じゃ動けないけど、本気な人の近くにいたい
僕が率いる「Insane」は、時間がかかってでもキャリアで戦いたい人のための場所です。
いきなり入会を決める必要はないです。
まずは、自分が今どこで止まっているのか、それを言葉にしてみることから始めてみませんか?
ユースキャリア教育機構では、起業を目指す若者に対し、経験者との交流機会や学びの場を提供しています。
「まず何から始めればいいか分からない」
そんな方こそ、一度説明会に参加してみてください。経営、ビジネス、事業を、正しく楽しく学べる場所として運営しています。
あなたの挑戦を、お待ちしています!
編集後記
正直、今回の取材はかなり刺さりました。「めんどくさがり屋で怠惰」「3〜4年病んでた」大峯さんの口から出てくる言葉は、どこか自分と重なるところがあって、聞いていて何度もドキッとしました。
やりたいことがない自分に焦って、周りと比べて、でも動けない。そういう時期を経験した人って、たぶん少なくないと思います。
でも、大峯さんの話を聞いて思ったのは、最初から夢がある必要なんてないということ。大事なのは、比べるのをやめること。
そして、自分の一歩を「浪費」じゃなく「投資」に変えられる環境に身を置くこと。
この記事を読んでくれた人の中に、今まさに止まってる人がいるなら、一つだけ伝えたいことがあります。止まってること自体は、別に悪くないです。でも、止まったままでいいと思ってないなら、動ける場所は絶対にあります。
この記事が、その一歩目のきっかけになったら、書いた意味があったなと思います。
ライター紹介

小林 史岳(コバヤシ フミタカ)
日本大学3年
スポーツ、食、教育に強い関心を持ち、「人がちょっとやってみたいと思えるきっかけをつくる」ことをテーマに活動している。フットサル大会や地域イベントの企画・運営に携わり、多くの人が集まる場づくりを展開している。

柴田 知樹(シバタ トモキ)
立命館アジア太平洋大学1年
サッカー、教育、国際交流に強い関心を持ち、「熱狂的な社会を創る」ことをテーマに活動している。 15年間サッカーを続け、国際学生寮での生活を通じて多様な文化に触れた経験から、スポーツ×教育×国際の領域で複数の事業・活動を展開している。


