起業家を目指している大学生必見!IT起業の始め方と成功法

ITスキルを身につけ、「自分でもサービスを作ってみたい」と考える学生が増えています。
しかし、いざ起業となると、「学生でも会社って作れるの?」「ITサービスってどう収益化するの?」「資金や手続きはどうすればいい?」と悩んで行動が止まってしまう人も多いのではないでしょうか。

本記事では、学生がIT分野で起業するために必要な準備・手続き・ビジネスモデル・成功のポイントを分かりやすく解説します。

学生がITで起業するために必要な準備5選

IT起業は学生でも挑戦しやすい一方、準備不足のまま始めると挫折するスピードも早い分野です。ここでは、ITで起業する学生が「最低限やっておくべき準備」を5つ紹介します。
この準備をしておくことで、失敗リスクを大きく減らし、成功確率を引き上げられます。

準備1.ITスキルの基礎を身につける

IT起業においてもっとも重要なのは「自分でサービスを作れる能力」です。プログラミング、デザイン、データ分析など、サービス開発の基礎となるスキルを身につけることで、外注せずとも小さく始めることができます。
特に学生のうちは時間があるため、自己学習のベストタイミングです。

学ぶべきスキル例:

  • Web開発(HTML/CSS/JavaScript)
  • Pythonによるデータ処理
  • Figmaでのデザイン
  • AIツールの活用(ChatGPTやNotion AI)

準備2.ターゲットの解決すべき課題(ペイン)を探す

IT起業は「技術」よりも「課題の発見」が重要です。大学生活・アルバイト・授業・サークルなど、日常の中で感じる“不便”がビジネスチャンスになります。

例:

  • サークルの出欠管理がめんどくさい
    → 自動記録アプリで解決
  • 大学生の食生活が偏りやすい
    → 栄養管理アプリで解決

課題が明確であればあるほど、ユーザーに刺さるサービスが生まれます。

準備3.小さく試す(MVP開発)

最初から大規模なアプリを作る必要はありません。「最低限の機能だけで作る軽いプロトタイプ(MVP)」を作って友人やSNSで反応を確認することが大切です。

メリット:

  • 無駄な開発を減らせる
  • フィードバックが早い
  • リスクを最小化できる

今はノーコードツール(Bubble、STUDIO、Glide)もあるため、学生でも簡単に作れます。

準備4.収益モデルを具体的に決める

IT起業は「ユーザーはいるけど、全く収益化できない」という状態になりがちです。学生の間に、どのように売上を出すのかを明確にしておきましょう。

主な収益モデル:

  • サブスク(月額課金)
  • 広告収益
  • 成果報酬型
  • アプリ内課金
  • SaaSモデル

「どんな価値を提供し、その対価としていくら払ってもらうのか」を具体化することが重要です。

準備5.起業支援のある環境に相談する

IT起業は一人で進めるほど難しく、時間がかかる領域です。外部のメンター・支援機関・起業コミュニティを活用することで、正しい方向に進みやすくなります。

相談するメリット:

  • 課題の整理ができる
  • サービスの改善点が見える
  • 仲間ができる
  • モチベーションが維持される

学生のうちに、頼れる環境を持つことは大きなアドバンテージになります。

学生でも簡単にできるIT起業のビジネスモデル3選

学生のIT起業は資金が少なくても始められる上、リスクが低く、成功すれば大きく伸びる可能性があります。ここでは特に学生と相性が良い3つのビジネスモデルを紹介します。

ビジネスモデル1.Web制作・アプリ開発の受託サービス

もっとも現実的で、収益化までのスピードが早いモデルです。企業や店舗のホームページ作成、予約アプリの開発などを請け負うだけで、1件5万円〜50万円の収益が見込めます。

メリット

  • 技術力が伸びる
  • 実績が作れる
  • 将来のプロダクト開発の資金源になる

学生のポートフォリオとしても強く、就活面でも有利です。

ビジネスモデル2.SaaS(サブスク型Webサービス)

近年もっとも伸びているモデルであり、学生の成功者も多い領域です。大学特化、ニッチ特化など、「小さい市場 × 深い課題解決」が勝ち筋。

  • 時間割自動作成ツール
  • 家計簿共有アプリ
  • 飲食店向け予約管理システム

少人数でも運営でき、継続的な収益を生み出すことができます。

ビジネスモデル3.コンテンツ × AI

技術よりも“情報の価値”で勝負できるモデル。学生でも始めやすく、初期投資が小さいのが特徴です。

例:

  • AIを活用した学習アプリ
  • 大学生向けメディア
  • 動画講座・note販売
  • SNSコンサルティング

特にAIツールを使うことで、少人数でも高い付加価値を提供できます

学生時代からIT起業で成功した起業家4選

IT分野は、学生起業と非常に相性が良い領域です。理由は明確で、初期コストが低く、仮説検証を高速で回せて、個人のスキルがそのまま価値になるからです。

ここでは、学生時代からITを武器に事業を立ち上げ、その後も第一線で活躍している起業家を紹介します。

起業家1.堀江裕介(dely株式会社 / クラシル)

堀江氏は慶應義塾大学在学中、「毎日の料理が面倒」「レシピを見ても分かりづらい」という生活者としての実感に着目しました。当時のレシピサービスは文字中心で、料理初心者にとってはハードルが高いものが多かったのです。そこで堀江氏は、動画という表現方法を活用し、「見ればすぐ分かる」料理体験を提供するクラシルを開発。ITの強みであるUX改善とデータ分析を徹底し、ユーザー行動を見ながら機能や動画構成を改善し続けました。

その結果、クラシルはMAU3,000万人規模の国民的サービスへ成長。学生時代の「小さな違和感」が、巨大な市場を切り開いた好例です。

起業家2.笹原健太(オープンエイト / Video BRAIN)

笹原氏は東京大学在学中、動画制作が「専門スキルと高コスト」に依存している点に課題を感じていました。企業が動画を使いたくても、編集・外注の壁が高く、スピード感を持って活用できない状況があったのです。そこで、動画編集工程を自動化・効率化する仕組みを構築し、AI動画制作サービスへと発展させました。
学生時代から技術 × ビジネス視点を行き来しながらプロダクトを磨き、BtoB領域での強い価値提供に成功しています。

起業家3.仲俣汰英(スタディプラス / Studyplus)

仲俣氏は慶應義塾大学在学中、自分自身や周囲の学生が「勉強を継続できない」「成果が見えない」ことに悩んでいる点に注目しました。この当事者目線の課題設定が、Studyplusの原点です。

学習時間や内容を記録し、仲間と共有できる仕組みは、

  • モチベーションの可視化
  • 習慣化の支援
  • 学習コミュニティの形成

という価値を生み、多くの学生に支持されました。その後は教育機関や企業とも連携し、EdTech領域を代表するサービスへと成長しています。

起業家4.加藤史子(Oisix / EC事業)

加藤氏は東京大学在学中にWeb技術を学び、食品流通の非効率さに課題意識を持ちました。当時は、食品をオンラインで購入する文化がほとんどなく、業界もIT活用が進んでいない状況でした。

そこで、ITを活用して「安心・安全な食材を家庭に届ける」ECモデルを構築。ITは表に出る主役ではなく、裏側で体験を支える仕組みとして活用されました。

その結果、Oisixは大規模ECブランドへ成長し、IT × 食品という新しい市場を切り拓きました。

IT起業している学生起業家の共通点4選

IT分野で成果を出している学生起業家には、才能や運だけでは説明できない明確な共通点があります。それは特別なスキルではなく、考え方・行動の順番・身を置く環境です。この4つを押さえるだけでも、成功確率が大きく上がります。

共通点1.課題解決を最優先にしている

成功している学生起業家は、最初に「どんな技術を使うか」ではなく、「誰の、どんな課題を解決するのか」から考えています。ITはあくまで手段であり、目的ではありません。
そのため、

  • 自分や身近な人が本当に困っていること
  • 既存サービスでは解決しきれていない不便さ
  • 放置されているが確実に存在するニーズ

といった課題そのものに強くフォーカスしています。

この視点を持つことで、ユーザーに使われないプロダクトを作ってしまうリスクが大きく下がり、「作ったけど誰も使わない」という学生起業でありがちな失敗を避けることができます。

共通点2.早く作り、早く改善する

IT起業で成功している学生は、完璧なプロダクトを最初から作ろうとしません。むしろ、最低限の機能だけを持った状態で素早く形にし、改善を繰り返すことを重視しています。

これは、

  • 仮説は実際のユーザーに聞かないと正解か分からない
  • 考える時間より、使われたデータのほうが価値がある

という理解があるからです。学生という限られた時間・リソースの中では、「小さく作る → 反応を見る → 修正する」というサイクルを回せるかどうかが、成長スピードを大きく左右します。

共通点3.仲間・メンターの力を借りている

成功している学生IT起業家は、一人ですべてを完結させようとしません。
プログラマー、デザイナー、ビジネス側など、得意分野が異なる仲間と協力しながら進めています。

特に重要なのは、

  • 自分にはない視点をくれる仲間
  • 判断に迷ったときに相談できるメンター

の存在です。学生起業では、経験不足による判断ミスが起こりやすいため、外部の視点を取り入れること自体が、リスク管理になります。仲間やメンターがいることで、意思決定の精度が上がり、行動も加速していきます。

共通点4.継続して行動できる環境を持っている

IT起業は短距離走ではなく、継続が前提の長期戦です。成功している学生起業家は、モチベーションや気合に頼るのではなく、自然と行動を続けられる環境に身を置いています。

例えば、

  • 周囲に起業や開発に取り組んでいる仲間がいる
  • 定期的に進捗を共有する場がある
  • 学業と起業のスケジュールを現実的に設計している

といった工夫をしています。環境が整っていることで、気分に左右されず行動を積み重ねられ、結果として学業と起業の両立も実現しやすくなります。

学生起業でIT起業をしたいならユースキャリア教育機構へ

IT起業は、一人で戦う必要はありません。むしろ、正しい環境と支援を受けるほど成功率が上がる分野です。

ユースキャリア教育機構では、

  • IT起業に必要なビジネス・技術知識を体系的に学べる
  • 現役IT起業家のメンタリングが受けられる
  • 企画〜開発〜マーケティングまで伴走支援
  • 自分では気づけない課題を客観的に修正できる
  • 共に成長する仲間に出会える

という環境が整っています。IT起業は「孤独な挑戦」ではなく、正しい環境を選べば「成功率を上げられる挑戦」です。

まずは気軽に、ユースキャリア教育機構に相談してみてください