初めまして!
ユースキャリア・Specialistの大野和真です。
<大野和真 プロフィール>
学生時代に起業を経験。その後都内のアウトドア領域のITベンチャーへ。動画事業や複数事業のマーケティング業務を担当。現在は独立し、映像制作・マーケティングを軸に活動中。
突然ですが、僕が八丈島に移住して、3週間が立ちました。
「島にいきませんか?」
僕がいつも仲良しの、ユースキャリアの先輩メンバー「ダグチ」に声をかけたのは去年の9月頃。
一番はじめのきっかけは、今の仕事に飽きてきて、なんとなく面白いキャリアを探していたら、なんとなく島が面白いんじゃないか?と思ったという感じ。
大手企業やベンチャーに転職するのも選択肢としてはあったが、なんとなく普通で、違う気もした。
そんなときに、たまたま島という選択肢を見つけてしまった。本当にたまたまで、これまでに島に行ったことも、島に行きたいと思ったこともなかった。
最初は、どこの島でも良くて新潟の佐渡ヶ島や、長崎の五島列島なんかがいいんじゃないかと思っていた。でも、いろんな条件を精査していくと、八丈島が残った。
そこで、早速島の下見に行くためにダグチを誘ってみた。
最初は、「島?」「なんでわざわざ不便なところに行くの?」と怪訝そうな顔をしていたが、1時間も話すうちにすっかり乗り気になっていた。(まあ、僕も島に行ったことはなかったので、適当に魅力を見繕っていただけだけどw)
早速、その日のうちにチケットを取って、次の週末に八丈島に向かった。
(ついでに、暇そうだったエンジニア(クロちゃん)も連れて行ってみた。)
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島の下見へ向かう
八丈島までは船で10時間。エンジニアはmacbookがライフライン。
離島に行くこと自体初めてだったので、テンションがあがったが、それを抜きにしても面白かった。
独特な植物。飲み込まれてしまいそうな深い森。
島が見えてきたときに思ったことは「ジュラシック・パークみたい」
それだけ、異質で非日常的な空気感が漂っていた。
3日間の旅程を終え、町役場の人や島の重鎮たちにもお話をさせて頂いたが、正直、3人とも「これは面白くなる」という感覚しかなかった。
ここは、チャンスしか無い島だ
海の見える広大な敷地を案内され「ここを運用してくれないか?」と提案をしてもらったり、役場から補助金付きの前提でいろいろな事業案を頂いたり…。
本来であれば数千万円~数億円の初期投資が必要な事業も、何年もかけて人脈を築いた人でないとできない事業も、ここであればかなりの低リスクでチャレンジできる。
なぜならチャンスに対して、打席に立つ人が少ないから。
会社という箱に所属しなくても、自分の意志で自分の責任で、でもリスクを抑えて挑戦ができる。
面白いチャレンジがたくさんできることを確信した。
こんなに素敵な環境も資産もあるのに、活かしきれていない。これはもったいない。
最初の3日間の滞在だけでも、このへんはできそうな状態になった。
・クジラを見ながらのサウナ付きグランピング場
・満点の星空を楽しめるホテル
・東京発の国産和牛ブランド
・インバウンド向けマーケティング
・島の移住や旅行体験を向上させるアプリ
その上、国境を維持するための島しょ地域では補助金も手厚い。
東京で必死に頑張っても、全然手に入らないチャンスが島であればゴロゴロ転がっている…。
みんなが東京に行く中、僕らはあえて逆張りで人口減少地域に行くってのも面白いでしょ。
みんなが行くところに集まっても面白くないから。
それだけでも移住する価値は十分に見いだせた。
その他も、面白くなる理由は挙げだせばキリが無いほどある。
・著しい人口減少(が、国境を守るために、財政破綻はさせられない)
・独特で豊かな自然環境
・強固なインターネット環境
・東京からのアクセス(羽田から飛行機で55分)
・強いプレーヤーの参入
・リモート化の流れ
・自然エネルギー開発(地熱発電・風力発電)
とは言っても、島に身寄りがいるわけでもないし、更に八丈島は特殊で、家を借りようと思っても、ネットに物件が載っているわけではない。島内の移動には車はマストだし、一定の仕事は必要。
まずはそこの確保を目標に進めたわけだけど、完全に僕らの運がいいこともあって、3ヶ月ほどですべて揃えることができた。
これらは完全に僕らの運が良くて、ほとんど揃えてもらったって感じだけど。w
島の暮らしを覗いてみよう
そこから移住までは2ヶ月ほど。
とまあ、移住の理由はさておき、島での暮らしがイメージできない人も多いと思うので、少し紹介。
まだ、島に移住して2週間と少しだけど、正直かなり充実している。
これが僕らの家。築100年の木造古民家。
家具は何もないから、最初は床で作業していた…w
みんなで使う大きなテーブルを作っていくぅ。
研磨も忘れずに。専用工具もガンガン買っていく。
6人が使えるサイズの大テーブルが完成した。最強のワークスペース。
夕食の具材を捕りに海へ。
週に2~3回位はサクッと潜る。ちなみに海までは家から車で5分。海に入るとだいたいウミガメに出会える。
分からないことは地元のおじいが教えてくれる。
夕方は地元の銭湯に。ここで夕日を眺めながらお風呂。なんと300円で入れるw
夜は月と星がきれいだから近所の漁港へ。
ほらね。エモいでしょ?
これが日常。everyday。
冷静に、東京に住んでいて、これらの体験を毎日しようと思ったら「いくら掛かるんだ」という感じ。
恐るべし、八丈島。
早速、お仕事も始めた。
遊んでばっかりやんと思った方。きちんとお仕事もしていますw
映像系で地元のイベントのお手伝い
移住者として受け入れられるように、きちんと地に足をつけていく。
この島で、「人生を変える挑戦をする」ということ。
遊ぶことはもちろんだけど、僕らはスローライフをしに来ている訳ではない。
この特殊な環境で、人生を変えるような挑戦をしていきます。
なんで離島?ww
離島に行って何になるの?w
今後の仕事はどうするの?なんて言われますが、結局、キャリアや選択に正解はなく、自分で正解にしていくだけ。
やりたいことや興味のあることはとにかくやってみる派。やったあとでその選択を正解にしていく。
僕たちは間違いなく面白い未来を八丈島に感じていますが、少しでもこんな生活いいなと思う人は是非遊びに来てください。
島に来た人にしか味わえない体験が待っています。
(筆者:大野和真)
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