学生起業を目指している人におすすめの本15選|実践的な起業本を厳選紹介

「起業に興味はあるけど、何から始めたらいいか分からない」「自分に本当にできるのか不安…」

そんな悩みを抱える学生におすすめなのが、経営のリアルとヒントが詰まった起業本です。

本記事では、ビジネス初心者でも読みやすく、実践につながる“学生向けの起業本”を厳選してご紹介します。


アイデアの見つけ方から、経営マインドの育て方、実際の起業家の体験談まで、起業に必要な知識と視点が幅広く学べます。

「まずは一冊手にとってみる」というその一歩が、未来を切り拓くきっかけになるはずです。

学生が起業の基礎知識が学ぶのにおすすめの本4選

『起業を考えたら必ず読む本』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★☆☆☆
内容起業スキル・ノウハウ系
定価(税込)1,760円
おすすめな人起業をしたいと最近考え始めた人起業をキャリアの選択肢として本格的に検討している人

「これから起業してみたい」そんな思いを抱く学生にこそ読んでほしいのがこの本です。著者・井上達也さんが、自らの起業経験を赤裸々に綴るこの一冊には、「起業とは何か」という問いに真正面から向き合うヒントが詰まっています。

特に印象的なのは、資金繰りの苦労や詐欺被害といった“華やかではない現実”が丁寧に描かれている点。夢やアイデアだけでは決して乗り越えられない壁が、起業には待っていることを教えてくれます。

文章は平易で読みやすく、専門知識がなくても理解できる構成なので、ビジネス書に慣れていない方でも安心です。起業のイメージがぼんやりしている人や、「本当に自分にできるのか」と悩んでいる学生にとって、行動前に読む価値のある一冊です。

起業の甘さではなく、現実を知ることこそが最初の一歩。本書はその扉を開くきっかけになるはずです。

鈴木

<学生コメント>

この本は、起業に対する理想だけでなく、現実に向き合う覚悟を教えてくれます。

特に、資金繰りや詐欺の話など、普段はあまり語られない部分を知れたことが大きかったです。

読むことで「起業は華やかなだけではない」と実感し、行動する前に心構えを持てるようになりました。学生のうちに読んでおく価値のある一冊だと思います!

『起業の科学 スタートアップサイエンス』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★★☆
内容起業スキル・ノウハウ系
マインド・思考法系
定価(税込)2,530円
おすすめな人起業を「感覚」ではなく「理論」で捉えたい人

何度か起業に挑戦したがうまくいかなかった人

リーンスタートアップやPMF(プロダクト・マーケット・フィット)などを学びたい人

この本は、起業アイデアを持っているけれど「どうやって形にすればいいの?」と悩んでいる学生にとって、まさに道しるべとなる一冊です。著者の田所雅之さんは、日米で複数のスタートアップを立ち上げた経験をもとに、アイデアの検証・プロダクト設計・市場開拓・資金調達といった起業のプロセスを、科学的かつ実践的に解説しています。

一見難しそうなテーマですが、図解や具体例が多く、ビジネス経験がない人でもスムーズに読み進められるのが特長です。特に、起業経験がなく不安を感じている学生や、すでにアイデアはあるが次のステップがわからない学生に強くおすすめしたい内容です。感覚に頼らず、理論に基づいて起業を進めたい人には必読の一冊。読むだけで“勢いだけの起業”から脱却し、より着実に事業構築へと踏み出せるはずです。

大槻

<学生コメント>

勢いだけで突っ走るのではなく、きちんと理論とデータをもとに起業を進める重要性を学べました。

特に「検証→改善」の流れを実践できるようになったのは大きな収穫です。図や具体例も多く、起業未経験の自分にもわかりやすかったです。

アイデアを形にしたいと考えている学生には、ぜひ読んでほしい一冊だと思います。

『アントレプレナーの教科書』

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オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★★★
内容起業スキル・ノウハウ系
定価(税込)2,640円
おすすめな人起業を「戦略・理論」でしっかり学びたい大学生・社会人

スタートアップの成功パターン・失敗要因を深く知りたい人

PMF、顧客検証、ビジネスモデル検証などのステップを理論的に整理したい人

経営者・事業開発担当・起業支援者など中上級者層

この本は、これから起業しようとしている学生にとって、まさに“コンパス”になる一冊です。著者のスティーブン・ブランク氏は、シリコンバレーで何度もスタートアップを立ち上げてきた人物。その経験から導き出された「リーンスタートアップ」の基礎や、顧客開発モデルなど、起業における成功の型が網羅されています。

特に印象的なのは、「プロダクトを作る前に、まず顧客を知れ」という考え方。失敗の多くは“作ってから売る”ではなく、“売れるものを作る”視点の欠如から起こるという点にハッとさせられる人も多いでしょう。

内容はやや専門的ですが、要点が丁寧に解説されているため、起業経験ゼロでも実践に応用できる構成です。特に「何から始めればいいか分からない」「ビジネスモデルってどう作るの?」という学生におすすめです。

ひとつの事業に全力投球する前に、まず読んでみてほしい1冊です。失敗の確率を確実に下げるための「戦略的準備」が、この本には詰まっています。

水谷

<学生コメント>

この本を読んで、起業前にやるべき準備や考えるべきことがとても明確になりました。 

特に「顧客を知ること」の大切さに気づけたのが大きな学びでした。

起業経験がゼロでも、実際にどう行動を起こすべきかの具体例が豊富なので、すぐに実践に移せる感覚を得られました。これから起業を目指す人には必ず読んでほしいです。

『人脈もお金もゼロですが、社畜で生きるのはもう限界なので「起業」のやり方を教えてください!』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★☆☆☆
内容起業スキル・ノウハウ系
定価(税込)1,650円
おすすめな人ビジネスや起業に興味はあるけど何から始めればいいかわからない人

難しい理論より「まず動き出したい」タイプの人

副業・スモールビジネス志向の人

人脈やお金がなくてもやれる方法を探している学生

タイトル通り、人脈も資金もない“普通の人”がどうやって起業という選択肢を手にできるのかを、等身大の視点で語ってくれる本です。対談形式で構成されていて、まるで目の前で会話を聞いているようなテンポ感で進んでいきます。ビジネス書に慣れていない学生でも、ストレスなく読み進められる内容です。

特に、就活と起業の間で揺れている学生にとっては、「特別な人間じゃなくても起業していいんだ」と思わせてくれる安心感があります。

具体的な起業手順よりも、“そもそもなぜ起業なのか”や“自分はどう生きたいのか”という本質的な問いに向き合えるのも魅力です。

起業を選ぶ勇気を持ちたい人、最初の一歩に迷っている人にこそ読んでほしい一冊。起業が一気に“他人事”から“自分ごと”に変わる感覚が味わえます。

植松

<学生コメント>

起業と聞くと「特別な才能が必要」と思いがちでしたが、この本を読んで「普通の人でも挑戦していいんだ」と勇気をもらいました

対談形式でテンポよく読めるので、ビジネス書が苦手な人にもおすすめです。

起業という選択肢をもっと身近に感じたい学生にとって、最初に手に取る一冊としてぴったりだと思います。

学生が「経営者として必要な考え方」を学ぶのにおすすめの本4選

『7つの習慣』

オススメ度★★★★★
内容の難しさ★★★☆☆
内容マインド・思考法系
定価(税込)3,300円
おすすめな人起業を通じて「どんな人でありたいか」を考えたい人

長期的に信頼される経営者やリーダーを目指している人

目先の成功より「人間力」を磨いて結果を出したい人

自己管理・目標設定・人間関係の軸をつくりたい人

『7つの習慣』は単なる成功哲学ではなく、人生を根本から見直すための「原則」に基づいた生き方の教科書です。

特におすすめなのは「主体性を持つ」「終わりを思い描いてから始める」といった、自分の人生やビジネスを自分で創るための土台となる考え方を取り上げているセクションです。事業を立ち上げる前に読むことで、自分が何のために起業するのかという軸を明確にできます。

文章量は多めですが、新訳版はより親しみやすくなっており、ビジネス書初心者でも意外とスッと入ってきます。実践例も豊富で、行動に移しやすい内容です。

特にこの本を読んでほしいのは、「自分に自信が持てない」「起業してみたいけど覚悟が決まらない」学生です。この本は、起業に必要な戦略やスキルの前に、「どんな人間として生きるか?」という根本を問い直してくれる一冊です。読後には、起業だけでなく人生全体への視点がクリアになるはずです。

植谷

<学生コメント>

起業する前に、自分自身の軸を持つことが大事」というメッセージを深く感じました。

主体性や目的意識を持つことの大切さに気づき、自己理解がぐっと深まりました。

分量は多いですが、ゆっくり読むと確実に自分の中に大事なものが積み上がっていく感覚があります。

人生全体にプラスになる本なので、学生にも本当におすすめです。

『ビジョナリーカンパニー』

オススメ度★★★★★
内容の難しさ★★★★☆
内容マインド・思考法系
戦略・経営哲学系
定価(税込)2,140円
おすすめな人起業後、組織づくりや企業理念の構築に取り組みたい人

「売れるだけ」でなく、「社会に長く価値を出す会社をつくりたい」人

強いリーダーシップではなく仕組みや文化で会社を動かす考え方を学びたい人

起業に成功するだけでなく、「どうすれば会社が長く続くのか?」という問いに真正面から向き合ったのがこの一冊です。著者ジム・コリンズは、実際に長期的に成果を上げている18社を徹底分析し、永続企業の共通点を浮き彫りにしています。特に印象的なのは「時を告げるのではなく、時計をつくる」という比喩です。これは、トップダウンではなく、組織全体に理念を根付かせる重要性を説いたものです。

学生にとっては、「起業=アイデアやスキルがすべて」と捉えがちですが、本書は“土台となる価値観”や“組織づくり”の視点を持つことの大切さを教えてくれます。実践的なハウツー本ではないものの、構成は論理的で読み進めやすく、経営に対する思考の質がワンランク上がる感覚があります。

特に、「将来的に大きな会社をつくりたい」「社会的意義ある事業を育てていきたい」と考える学生にとって、理念と戦略をどう結びつけるかのヒントが詰まった一冊です。起業初期にこそ読んでおきたい、“会社を続ける”ための名著です。

馬上

<学生コメント>

短期的な成功ではなく、長く続く企業の作り方を学べる点が非常に印象的でした。

「理念を根付かせる」「組織文化を作る」など、普段のビジネス本とは違った視点が得られました。

単なるハウツーではなく、経営を長期的に考えるきっかけになった一冊です。

大きな視野を持って起業したい学生には、ぜひ読んでほしいと思います。

『issueからはじめよ』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★☆☆
内容マインド・思考法系
定価(税込)2,200円
おすすめな人起業アイデアを「解決すべき問い」から考えたい人

商品・サービス開発を「本質的な課題解決」から捉え直したい人

社会や人の悩みを丁寧に見つめる力を育てたい人

マーケティングやデザイン思考に関心のある学生

『イシューからはじめよ[改訂版]』は「何から手をつければいいか分からない」と悩む学生起業家にこそ読んでほしい一冊です。

本書が教えてくれるのは、限られた時間とリソースのなかで成果を出すためには、やみくもに頑張るのではなく「イシュー=本当に答えを出すべき問い」を見極めることがすべての出発点だということです。仮説思考やアウトプット思考、情報の整理法など、あらゆる分野の知的生産に共通する「考え方の型」が体系的にまとめられており、特に新規事業やアイデア検証に悩む学生にとっては、強力な“思考の武器”になります。

文章も論理的で、例え話が豊富にあり読みやすさも◎。やることが多すぎて混乱している人努力してるのに結果が出ないと感じている人には、「いま本当に考えるべき問いは何か?」という視点をもらえるでしょう。

起業の第一歩を“本質”から踏み出したい人に、心からおすすめです。

大槻

<学生コメント>

やみくもに頑張るのではなく、「何に集中するか」を見極める大切さを学びました。

限られた時間の中で成果を出すために必要な思考法が具体的にわかるので、起業の準備段階でも役立ちます。

努力の方向性を正しくするために、学生のうちに一度は読んでおくべき本だと感じました。

とても実践的でおすすめです!

『「数字より感覚」で仕事をしてきた人の計算ずくで目標達成する本』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★☆☆
内容マインド・思考法系
定価(税込)1,650円
おすすめな人勢いで動けるけど、計画的に行動するのが苦手な人

目標や行動計画を「なんとなく」で立ててしまう人

「行動量は足りてるのに成果が出ない」と感じている人

営業・販売・SNS発信など、“量”を求められる領域で活動している人

チームで活動しているが、行動管理・成果管理に課題がある人

『「数字より感覚」で仕事をしてきた人の計算ずくで目標達成する本』は、「なんとなく頑張っているけれど、結果につながらない」と感じている学生に強くおすすめしたい一冊です。

著者・伊庭正康さんが、リクルート時代に培った圧倒的な目標達成力のメソッドを惜しみなく公開しており、目標設定・振り返り・行動の徹底・未達時の対処まで、極めて実践的なプロセスが詰まっています

核になるのは「3カ月クォーター制」の考え方。目標を立てても続かない学生には、「計画が長すぎる」「振り返りがない」など、構造的な問題があることに気づかされます。この本は、そのようなつまずきポイントを一つずつ解消してくれます。

文章は読みやすく、図解や事例も豊富なので初心者にも安心。起業を志しているけれど、行動に落とし込めない人、PDCAがうまく回せていない人にとって、目標達成の“地図”となる一冊です。

和田

<学生コメント>

目標を立てても達成できない理由が「感覚任せだったから」と気づかせてくれた本でした。

特に、3カ月ごとに区切って行動を振り返る方法はすぐに取り入れることができ、行動の質が大きく変わりました

行動力はあるけれど結果に結びつかないと感じている学生には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。

経営者の体験談やアドバイスが学べる!学生におすすめの起業本4選

『渋谷ではたらく社長の告白』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★☆☆☆
内容ストーリー・実録系
定価(税込)693円
おすすめな人IT・Web業界での起業に関心がある人

成功ストーリーだけでなくリアルな失敗や苦悩にも触れたい人

ビジネス経験が浅いが、経営者の思考を知りたい人

『渋谷ではたらく社長の告白』は、サイバーエージェント創業者・藤田晋さんが、自身の起業ストーリーを等身大で綴った一冊です。ITバブルの絶頂期から崩壊、上場、失敗、葛藤まで、華やかな成功の裏にあるリアルな試行錯誤や感情の揺れが包み隠さず描かれています。

学生にとっては、「起業とは何か」「経営者の視座とはどんなものか」といった問いに対する生きた答えが得られる貴重な体験になるはずです。スラスラ読める語り口で、難しい用語や理論はほとんど出てこないので、初心者でも気軽に手に取れます。特におすすめしたいのは、「起業=キラキラしている」というイメージだけを持っている学生や、現実と理想のギャップに戸惑いを感じている人。実務的なハウツーではなく、“覚悟”や“マインド”に深く踏み込んだ一冊として、読むたびに自分の起業観を問い直させてくれる本です。

植松

<学生コメント>

藤田晋さんのリアルな葛藤や失敗談にすごく共感できました。成功の裏にはたくさんの壁があることを知り、起業に対する覚悟がより強くなりました

ストーリー仕立てなので、ビジネス書に慣れていない自分でもとても読みやすかったです。起業を夢見ている学生なら、一度は読んでおく価値があると思います。

『不格好経営―チームDeNAの挑戦』

オススメ度★★★★★
内容の難しさ★★☆☆☆
内容ストーリー・実録系
定価(税込)1,760円
おすすめな人チームでの起業や組織づくりに関心がある学生

女性で起業やリーダーシップに関心がある人

困難な状況でも仲間と共に乗り越える経営のリアルを知りたい人

ビジネスモデルよりも人と信頼を軸にした経営を学びたい人

『不格好経営―チームDeNAの挑戦』は、DeNA創業者・南場智子さんが、同社の立ち上げから成長までのリアルを、飾らず率直に綴ったビジネスノンフィクションです。元マッキンゼーという経歴を持ちながら、「不格好」と名付けられた本書には、カッコつけずに泥臭く挑戦し続けた経営者の本音と葛藤が詰まっています。

学生起業家にとって、この本がくれる最大の気づきは、「完璧な準備よりも、本気でやり抜く意志の強さ」の大切さ。順風満帆とは程遠い、信じていたシステムがまったく出来ていなかった…というような“絶望”すら力に変えて前進していく姿には、大きな勇気をもらえます。

文章も平易で読みやすく、ストーリー仕立てで進むので、ビジネス書が初めての学生でもすっと引き込まれるはずです。特に、「今の選択が正解か不安」「何が正しいのか分からない」という悩みを抱える人には、「選んだ選択肢を正解にしていく」という南場さんの哲学がきっと深く刺さるでしょう。起業経験がなくても、何かに挑戦したい全ての学生に一読を勧めたい一冊です。

松村

<学生コメント>

南場智子さんの「完璧じゃなくても挑戦する」という姿勢に大きな勇気をもらいました。

起業に完璧な準備なんてない、というメッセージが響きました…

泥臭くても、走りながら考えながら進んでいく姿勢が、起業を目指す学生には特に刺さる内容だと思います!

読み終わった後、すぐにでも動き出したくなりました

『ユニクロ』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★☆☆
内容ストーリー・実録系
マインド・思考法系
戦略・経営哲学系
定価(税込)1,650円
おすすめな人経営者視点でユニクロの成功を分析したい大学生
グローバルに展開する企業の戦略に興味がある人
オペレーションの徹底や仕組み化を学びたい起業家志望者
マネジメントと理念の関係に関心があるリーダータイプの学生

『ユニクロ』は、ファーストリテイリングの会長・柳井正氏の半生とユニクロの成長の軌跡を描いた一冊です。どこにでもいる普通の学生だった柳井氏が、どのようにして世界的ブランド「ユニクロ」を築き上げたのか。

その過程では、躍進だけでなく失敗や停滞のリアルも余すことなく描かれています。特に、グローバル展開への挑戦や、経営の意思決定における柳井氏の覚悟には、強いリーダーシップの本質を感じさせられました。

学生起業を目指す人にとって、「成功の裏には何があるのか」「リーダーとして何を大切にすべきか」を考えるヒントになるはずです。読みやすさの点でも、ストーリー形式で進むためビジネス書初心者でも入り込みやすい内容です。

特に、起業経験がない学生や、「今の自分に何が足りないのか悩んでいる人」にとっては、柳井氏の“凡人からの挑戦”という視点が心に響くことでしょう。

企業経営のリアルと、個の成長を追体験できる貴重な一冊です。

植谷

<学生コメント>

柳井正さんの「凡人から世界的企業を作り上げた」ストーリーに感動しました。失敗や挫折を乗り越えた過程がリアルに描かれていて、自分にもできるかもしれないという希望をもらえます。

起業を特別なものにせず、現実的な挑戦として捉えたい学生にとっては、背中を押してくれる一冊だと感じました。

『STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★☆☆
内容マインド・思考法系
起業スキル・ノウハウ系
定価(税込)1,650円
おすすめな人起業を志すが、何から考え始めればよいか分からない人

感覚でなく、ロジックで「起業家思考」を習得したい人

優れた起業家に共通する習慣や意思決定の型を、再現性ある形で学びたい人

起業のアイデア段階にいる人や、自分に起業家の資質があるか知りたい人

『STARTUP 優れた起業家は何を考え、どう行動したか』は、学生起業を目指す人にとって、まさに“起業の地図”になるような一冊です。日本の有名スタートアップ創業者17人へのインタビューを通じて、アイデアの生み出し方、仲間の集め方、プロダクト開発、ユーザー獲得、資金調達まで、起業初期に必要なことがリアルに語られています。

読みやすさの点でも、理論と実践のバランスが絶妙です。

実例が豊富なので「こういう風に始めたのか」と具体的なイメージが持てます。特に、「最初のアイデアがうまくいかなくても、修正しながら進めていく」という姿勢に勇気をもらえます。

これから起業したいけど何から始めたらいいかわからない学生や、自分のアイデアに確信が持てず悩んでいる人には、まさにぴったりの一冊です。一歩踏み出す前にぜひ手に取ってほしい、心強い味方です。

馬上

<学生コメント>

たくさんの起業家たちのリアルな体験談がまとまっていて、とても参考になる本です。

アイデアの作り方から仲間集め、資金調達まで、実際に行動している人たちの話だからこそ説得力があります

起業に対して漠然としたイメージしか持てていない学生にとって、スタートの参考書になる一冊だと思います!

起業したい女子学生におすすめの本3選

『輝く女性起業家16人:未来を創る-私たちが選んだ道』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★☆☆☆
内容ストーリー・実録系
アイデア・社会変革系
定価(税込)1,540円
おすすめな人自分らしい起業スタイルを模索している人

多様なキャリアの中から起業という選択をした人のリアルな体験談を知りたい人

SDGsや地域活性、教育、子育て支援などの社会課題と起業を結びつけたい人

成功モデルだけでなく、迷い・葛藤・挑戦のプロセスを含めて知りたい人

『輝く女性起業家16人:未来を創る-私たちが選んだ道』は、16人の女性起業家がそれぞれの人生でどのように起業にたどり着き、どのような壁を乗り越えてきたのかがリアルに描かれたインタビュー集です。

起業というと華やかなイメージを持たれがちですが、本書では失敗や苦悩も含めた「等身大の挑戦」が丁寧に描かれており、読んでいて大きな勇気をもらえます。

特に印象的なのは、全員に共通する「変化を恐れない姿勢」と「自分なりの答えを探し続ける生き方」。どんな逆境にも視点を変えて挑み、自分の可能性を信じて進んでいく彼女たちの姿は、起業を志す学生にとって最高のロールモデルになるはずです。

「起業を選ぶ意味とは何か?」「本当にやりたいことって何だろう?」と悩む学生や、キャリアの方向性に迷っている人にこそ手に取ってほしい一冊です。起業経験がない方でも読みやすく、まるで先輩から直接話を聞いているような親しみやすさがあります。起業という選択肢がグッと身近に感じられるようになるでしょう。

鈴木

<学生コメント>

女性ならではの悩みや壁をリアルに描きながらも、前向きに挑戦していく姿勢が印象的でした。

変化を恐れず、自分の道を選び続けることの大切さを学べました。

起業を考えている女子学生にはもちろん、「今の自分を変えたい」と思っている人にも読んでほしい一冊です。すごく勇気をもらえる内容でした。

『うまくいく⼥性起業家だけが知っていること』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★☆☆☆
内容マインド・思考法系戦略・経営哲学系
定価(税込)1,540円
おすすめな人これから起業を考えている女性、または副業から起業を目指す人

ビジネス経験が少なくても起業の現実と成功パターンをイメージしたい人

起業家として継続・成長していくための「考え方」や「習慣」を学びたい人

SNS・集客・ブランディングなど、女性目線でのビジネス展開に興味がある人

『うまくいく女性起業家だけが知っていること』は、「やってみたいけど何から始めれば…?」と立ち止まってしまう学生にこそ手に取ってほしい一冊です。著者・叶理恵さん自身の経験や、3500人以上を支援してきた女性起業塾での実例が詰まっており、「思いを形にするためのステップ」がワーク形式で丁寧に解説されています。

この本の魅力は、単なる成功論ではなく、読者が自分の想いやビジネスの軸を言語化できるよう導いてくれる点です。実際に手を動かしながら読み進める構成なので、起業準備が「考えごと」から「行動」へと自然に移行できます。

特に、「アイデアはあるけれど方向性が曖昧」「自分の強みやビジョンを明確にしたい」と悩んでいる学生にぴったり。初心者にも読みやすく、起業の基本マインドセットをやさしく教えてくれる良書です。

松村

<学生コメント>

この本を読んで、「起業=何かすごいアイデアが必要」という思い込みがガラッと変わりました

叶さんの語り口がとても親しみやすく、自分の気持ちを整理しながら読み進められたのが印象的です。

特に、ワーク形式になっている点が良くて、読みながら実際に手を動かすことで、自分の思いやビジネスの軸を言葉にできる感覚がありました

アイデアはあるけれど行き詰まっている学生や、自分の強みをもっと深掘りしたい人には本当におすすめです。優しく背中を押してくれる一冊だと感じました!

『法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」』

オススメ度★★★★☆
内容の難しさ★★★☆☆
内容起業スキル・ノウハウ系
定価(税込)1,540円
おすすめな人起業準備をこれから本格的に始めたい女性

個人事業主か法人かなど、開業スタイルで迷っている人

起業に必要なお金・契約・届け出・税務・保険などの実務を体系的に知りたい人

フリーランスや小規模ビジネスで着実に事業を進めたいと考えている人

『法律・お金・経営のプロが教える 女性のための「起業の教科書」』は、起業に関する知識がゼロの状態からでも、実践的にビジネスを立ち上げられるように設計された一冊です。著者の豊増さくら氏は中小企業診断士であり、事業プランの作り方から販売戦略、資金繰り、さらには開業1年目に直面する現実的な課題まで丁寧に網羅しています。

起業にありがちな「勢い任せ」ではなく、計画的にビジネスを進めるためのフレームやチェックポイントが豊富に盛り込まれていて、「なんとなく始めたい」と思っていた人でも安心して読めます。特に、税金や扶養など女性特有のライフスタイルに配慮した視点がある点は他書にはない魅力です。

起業経験がない学生や、「趣味や得意をどうビジネスに変えればいいかわからない」と悩んでいる方にぴったり。読みやすく構成も分かりやすいため、初めての起業入門書として心強い味方になってくれる一冊です。自分の強みを活かして一歩踏み出したい学生に、ぜひおすすめしたいです。

水谷

<学生コメント>

女性が起業する際に気をつけるべきことが、非常にわかりやすくまとめられていました。

特に、扶養や税金など、学生だとなかなか意識しづらいお金周りの知識を学べたのは大きかったです。

起業をしっかり計画的に進めたい女子学生にとっては、最初の一歩を安心して踏み出せる心強い本だと思います。

起業を学ぶなら、本と“実践の場”の両方が大切

起業を目指すなら、知識を得るだけでなく、リアルな行動に一歩踏み出すことがとても重要です。
本で学べることには限界があります。だからこそ、実践に近い環境に身を置くことが、成長への近道になります。

「実際にやってみたい」

「仲間と一緒に挑戦してみたい」

そう感じた方には、ユースキャリア教育機構の無料説明会への参加をおすすめします。

ここでは、すでに起業やビジネスに挑戦している同世代の仲間と出会い、動きながら学ぶための環境やサポートを得ることができます。

「読む」だけで終わらせず、「始める」一歩をここから踏み出してみませんか?