2024年8月20日(火)、一般社団法人ユースキャリア教育機構(以下「当機構」)主催のイベントへ財務省の方々をお招きし、過去・現在・未来を繋ぎこれからの生き方を考えるワークショップ「フューチャー・デザイン」を実施しました!
グループワーク・個人ワークを組み合わせた形式で行われた今回のワークショップは、大きく以下2つの進め方で未来を捉えていきました。
当機構から参加した学生は、将来的に起業独立や、活躍できるビジネスマンを目指す方が多いため、今回はビジネスをテーマに注力しながら進めていきました。
①2024年の私達(現在)から、2014年の私達(過去)へ。
2010年代の世界とビジネス環境を分析し、その中で現在の私達が過去の私達へ送るアドバイス・メッセージを考えていきます。
②2044年の私達(未来)から、2024年の私達(現在)へ。
2044年の今日(20年後の未来)にワープし、2044年を「現在形」、2024年を「過去形」として捉えながら、未来人として振る舞い2024年の「過去」の人たちへアドバイスをしていきます。
当日のワークショップでは、新たなテクノロジーや価値観の変容、新発見などを想像しながら、現在の私達へ伝えるメッセージを制作していきました。
「未来人」として「現在」を捉える理由
本ワークショップを制作する財務省・日本総研の方々からのメッセージとして、
・現在を近視眼的に見ると、利己的な判断、発想となる。
・一方、未来から見ることで、利他的な思考で未来を描ける。
というお言葉がありました。
アメリカのある先住民族での意思決定の場において、「7世代先の目線で意思決定をする」という考え方があるとのこと。
起業やビジネスマンとしてこの国を背負う若者にとって、広く高い視座で物事を進めていく大切さをお伝えいただきました。
ネットワーキング
イベント終了後、サポートで来ていただいた各大企業の皆様も交え、学生・社会人によるディスカッションや交流会も行われました。
今回のイベントで初めて名刺を作成した大学1年生や、ちゃんとしたスーツを初めて買いましたという地方出身学生もおり、この会に向けてそれぞれが小さくとも重要な1歩を歩めたメンバーもいました。
当機構としても、学生教育に関する研究的知見としてさらに前へ施策を進め、各ステークホルダーの皆様とともに事業推進を行ってまいります。